http://www.asyura2.com/11/senkyo123/msg/415.html
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政府が東電に対し1兆円の資本注入をするそうだ。ずるずる責任を問わず救済を続けていく危険があると思う人は多いと思う。また「1兆円で終わり」と考える人は少ないのではないか。廃炉や徐染費用、広がり続ける汚染に対する補償など、この先、数兆円(場合によっては数十兆円)の費用が掛かることは確実であろう。
安易な値上げを認め、原発の再稼動を認め、東電の延命に手を貸していくことが本当に正しい選択なのかを問う必要がある。また国有化するにしても一度、破たん処理をすべきだろう。経営陣の責任も追及する必要がある。現在のような東電経由での事故処理、補償体制では迅速な対応が難しい。政府と東電の思惑に違いが出てくるのは、ある意味当然のことで、今のままでは中途半端な状態でずるずると続く可能性が高い。
汚染水も処理し続けているにも関わらず、まだ8万トンも残っているそうだ。被爆限度を超える作業員も増加しており、人の確保も難しくなってくるだろう。「冷温停止」どころか、むしろこれからが大変だと考えるべきだろう。増え続ける処理済の汚染水をどうするのか、大量の使用済み燃料を、どのようにして搬出するのかなど課題は山済みだ。
何より、現在進められている徐染作業が本当に効果があるのか、それで人が戻り安全な生活が出来るのかを検証し直す必要があるのではないか。土や家屋を徐染するだけでは問題の解決にはならない。水、空気、食物など常時摂取するものが安全な状態であることはもちろんのこと、家族全員が安心して戻れる状態に戻さないと地域住民や家族間の人間関係に断絶が生じるという不幸な事態が起こりかねない。(現実におこっている・・・)
原発事故の影響は「地域コミュニティーの崩壊」と「家族の断絶」という別の側面での問題にも目を向けて考える必要がある。粉ミルクや米などからの放射能検出からも想像できるように、最早、一部の食品や農産物だけが汚染されていると考えること自体に無理が生じ始めている。海産物においても同様だ。
後追いの対策と、その場しのぎの対応の積み重ねが収束を遅らせ問題を大きくし徐染作業などによる新たな被爆者を生み出すことに繋がっている。もう一度、原点に戻り冷静に根本的な解決策を考える時期に来ているように思えてならない。原発を全部止めても、国民が節電で少し我慢すれば電力は足りるみたいだしネ・・・。(原発いらネ〜)
http://haru55.blogspot.com/2011/12/blog-post_10.html
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