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20121208自由報道協会の会見映像(約90分)
http://www.ustream.tv/recorded/19003106
12月8日、元衆院議員で新党大地代表の鈴木宗男氏が、都内の自由報道協会の会見場に元気に姿を現し、
オーバーリアクション気味の身振り手振りで、北方領土問題からTPP参加まで幅広く質問に応じ、熱弁を振るった。
■命ある限りは戦う!!
「北方領土問題を間違いなく56年宣言から半世紀でキチっと道筋をつけることができる自信があった」と収監され、議員辞職を余儀なくされたことを悔やみつつも、「政治治家は権力闘争の部分もありますから。負けてしまったわけですから仕方ない。ただお陰さんで、まだ命はある。命ある限りは私は戦います」と意気軒昂だった。鈴木氏は公民権停止中だが、今後も新党大地の代表を続ける方針。以下のように意気込みを語った。
「(南アフリカ共和国大統領になった)マンデラさんも27年間も囚われの身でした。金大中さんなんて死刑囚なのに大統領になったんです。私はポストや地位は求めませんけど、生きてればいいことがあると思っています。生きていれば逆転もあるぞ。必ず国民が“鈴木宗男はまっとうでした”と分ってくれる日が来ると信じています。『鈴木の背中を見よ。天国から地獄を見た鈴木があれだけ我々の声を聞いてくれた』と言われるように、原点に立ち返って頑張っていきたいと思っています」
■日本の農業をなくしていいのか!!
福島第一原発事故の影響で放射性物質が拡散し、鈴木さんの地元の北海道でも少なからぬ影響が及んでいます。それによって農家が非常に打撃をこうむっていますが、TPP問題もある中で、3.11以降の日本の農業のあり方や農産物の安全性の問題については、どうお考えになってますか?
鈴木氏:この問題で一つご理解を頂きたいのは、日本は狭い耕作面積で限られた条件で農業をやっています。私も農家の出です。私が政治家になった理由に、親父やお袋がこんだけ働いているのに、馬のお尻を叩きながら頑張っているのに、何で良くならないのかという思いの中で、中学校一年の作文で「政治家になる」と書いたものです。
日本の農家は与えられた条件の中で、ベストの努力をしてるんですよ。その努力を私は是非とも評価したり理解したり、分ってあげなきゃいけないと思っています。
TPPの件ですが、2国間交渉であれば例外品目は作れます。関税の税率も交渉次第で出来ます。しかし、TPPという枠組みの中では例外品目がないです。関税は全て撤廃です。今、日本のコメは1000%の関税で生きてるんです。
小麦、大豆は300%、400%です。それでやっていけてる状況です。これがなくなったらどうしますか。日本の自動車の(年間)生産台数は1156万台くらいですか。おそらく2兆4000億円の収入でしょう。(全部輸出したとしたら)関税が850億くらいですよ。保険も含めて。850億の関税が安くなったからといって、日本の農業をなくしていいんですか!
(今の政治は)お金では評価する、判断する事案が多すぎると思っています。国家っていうのは、モノカネよりももっと大事なことがある。歴史や文化です!それらは日本の地方から生まれてきたのです。これがTPPをやると、日本の地方がなくなっていく。農家がなくなる。「日本人の魂がなくなる」と私は思っています。
■反原発は分かりやすいが・・・
鈴木氏:そういった意味で、私はやはり福島(第一)原発事故を受けて、1億2500万人の(日本人)の共通認識の上で、しっかりと将来を見つめて、一方的な議論にひきずられることなく、十分に議論を重ねて、全ての面で粛々と。民主主義の一番大事なのは手続きだし、次に中身ですから。これを忘れないでやっていくことが大事ではないかと考えています。
原発というのはリスクがあるものです。原発があった方がいいか、ない方がいいかと言ったら、私だってない方がいいです。じゃあ、原発を一遍になくしたら産業を興せるかというと、これまた雇用も少なくなれば、(産業の)空洞化も進んで必ずひずみが出てきます。どうバランス良く対応していくかとなると、電力受給でいうと、ベストミックスを考える中で、次のエネルギーをどうするか。ガスだったら、それを確保するためにどうするかということを多面的に議論していくことが必要だと思っています。
どうしても、反原発・脱原発というのは分りやすいです。できるなら、それでいいです!しかし、より文化的な生活、雇用促進や産業振興を考えると電気は必要不可欠です。そういうことを考えると、簡単にエコと言うのは楽ですが、代替エネルギーとして水力発電所を作ろうと思っても、すでに日本の河川には作る場所はありません。ダムを作ろうとしても八ツ場ダムのように反対運動が強くなることもある。冷静な議論をすべきです。
http://blogos.com/article/26441/ (BLOGOS編集部)
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