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「小沢鋭仁・馬淵連合」 9日に勉強会発足 反消費税増税で中間派結集へ
2011.12.8 01:38
民主党の小沢鋭仁元環境相と馬淵澄夫元国土交通相が9日に勉強会「円高・欧州危機等対応研究会」を発足させることが7日、分かった。「消費税増税をめぐる政局的な動きとは一線を画す」というが、両氏は消費税増税反対論者で知られる。野田佳彦首相が来年の通常国会での消費税増税関連法案提出に向け「不退転の決意」を示したことを受け、増税反対の中間派結集を目指すとみられる。
7日に国会内で準備会合を開き、会長に小沢氏、幹事長に馬淵氏が就くことが内定した。呼びかけ人には衆参議員15人が名を連ね、9日の初会合には30人前後が集まる見通し。来年2月までに経済危機対応に関する提言を取りまとめる。
馬淵氏は先の代表選に出馬、小沢氏も出馬に意欲を示していた。来年9月の代表選をにらみ、両氏が連携して「ポスト野田」への布石を打ったともいえる。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111208/stt11120801380000-n1.htm
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「小沢鋭仁・馬淵連合」 首相の増税路線に赤信号点滅
2011.12.8 01:30
「欧州危機はテンポが速いので来年2月をメドに提言をまとめよう。3月は予算関係でゴタゴタするはずだから…」
7日、衆院第1議員会館の一室でひそかに開かれた「円高・欧州危機等対応研究会」の準備会合で、小沢鋭仁元環境相はこう提案した。馬淵澄夫元国土交通相は「消費税増税をめぐる政局的な動きと一線を画す」と出席議員に力説した。
設立趣旨に「経済危機・円高対応、マクロ経済政策全般の研究」を掲げ、純粋に経済政策を勉強するというが、両氏は経済成長を重視し、デフレ下での消費税増税は絶対反対の立場。3月の消費税増税関連法案の閣議決定をにらみ、提言をぶつけるのは明らかだ。
研究会は11月末、馬淵氏が持ちかけた。馬淵氏は8月の党代表選後、「原子力バックエンド問題勉強会」を発足させたが、鳴かず飛ばず。小沢鋭仁氏も「国家ビジョン研究会」を率いるが停滞気味。「鋭仁・馬淵連合」で「増税なき経済成長」を掲げれば、消費税増税による次期衆院選への影響を憂慮する中間派の結集が可能だと考えたようだ。
野田佳彦首相が消費税増税に前のめりとなる中、小沢一郎元代表も批判を強める。6日の小沢系若手「北辰会」会合でも「行財政改革の実績がないのに、お金がないという理由で増税するのでは国民の理解は得られない」と断じた。この意向を受け、小沢系若手は法案否決に必要な80人以上を目指し署名活動を始めた。
小沢鋭仁、馬淵両氏は小沢系の動きとは一線を画す考えだが、両氏が率いる中間派が勢力を増せば、小沢系と合わせると消費税増税法案は成立どころか、衆院通過もままならない。
小沢一郎氏も馬淵氏らの動きを注視しているに違いない。研究会の呼びかけ人には、小沢系の中核「一新会」会長の鈴木克昌筆頭副幹事長も名を連ねた。
もはや首相のよりどころは、自民、公明両党との与野党協議だけとなりつつある。与野党協議に入れば、民主党議員の造反を抑え込めると踏んだのだろう。
だが、自民党の谷垣禎一総裁は早期に衆院解散に追い込まなければ、来秋の再選の望みは絶たれる。公明党も平成25年夏の衆参両院と都議選のトリプル選挙を絶対に避けたいと考え、来年中の解散を目指し、対決路線にかじを切った。もはや両党が与野党協議に応じる可能性は極めて小さい。
「社会保障を維持する安定財源確保は待ったなしだ」。首相は7日の参院決算委員会でこう強調したが、法案成立は早くも赤信号が点滅する。事態打開には衆院解散をちらつかせて民主党内を引き締めるしかない。それでダメならば、消費税増税の是非をめぐり国民に信を問うしかあるまい。(加納宏幸)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111208/stt11120801380001-n1.htm
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