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全員ペテン師成り上がりの民主党の罪状
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2011/12/7 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
民主党には愛想がつきた
財源がないと言っておきながら、ムダ遣いもいいところだ。
日曜日(4日)、新聞各紙に一斉に載った「政府広報」のことだ。〈すべての国民の皆さまへ―社会保障と税の一体改革について―〉とタイトルがつけられた「政府広報」が、全国紙と地方紙の計71紙に掲載された。
女子アナの小島慶子を相手に、ドジョウ首相が「この国の歳出で増えている部門は、専ら社会保障費なんです」「増税を《したくてする》のではなく……《せざるを得ない》」と、いかに消費税アップが必要かをアピールしていた。
「消費税アップ」を強行するつもりの野田首相は、アノ手コノ手で国民を「賛成」に誘導するつもり。ふざけているのは、こんな政府広報に3億円も税金を使っていることだ。
一国のトップなのだから「消費税アップ」を国民に訴えたいのなら、国会や記者会見で語れば済む話。わざわざ税金を使う必要はないはずだ。3億円の政府広報を出した隠れた狙いは、日本中の新聞社に「広告費」としてカネをバラまき、味方につけることらしいが、国民の税金を一体なんだと思っているのか。第2、第3の「政府広報」も考えているらしい。こんな男に「財政が厳しい」「消費税アップが必要だ」などとエラソーに語る資格はない。
◆マニフェストは放棄し増税は強行
民主党政権のやっていることは、一事が万事、すべてこの調子だ。国民生活など二の次、三の次。税金の無駄をカットしようという気もない。
2年前、国民が民主党を熱狂的に支持して「政権交代」を実現させたのは、「国民生活が第一」を掲げる民主党政権が誕生したら、バラ色とまでは言わないが、国民のための政治が始まると期待したからだ。
「政治主導」「脱官僚」「コンクリートから人へ」という訴えは、国民の胸にズシンと響いた。「子ども手当」「高速道路の無料化」「高校無償化」といった公約も、国民の要望にピタリと合うものだった。
ところが、政権発足から2年も経つのに、マニフェストに掲げた公約を少しも実現させず、「消費税増税だ」「年金カットだ」と、国民に痛みを押しつける政策ばかり進めているのだから、どうしようもない。
とうとう、民主党の支持率は17%と自民党と並び、民主党に対する怨嗟の声が渦巻いているが、国民が民主党に愛想を尽かすのも当たり前だ。
「野田首相がやっていることは国民負担を増やすことばかりです。4年間は消費税を上げない、と約束していたのに10%に税率を引き上げ、さらに年金支給のスタートを65歳から68歳に遅らせようとしている。65歳までの再雇用だって難しいのに、年金なしでどうやって68歳まで暮らしていくのか。民主党政権になったら、国民のための政治が始まると期待していたのに、待っていたのは“増税”と“年金カット”の地獄です。民主党は、月額7万円の最低保障年金をつくると公約していたのに、それも反(ほ)故(ご)にしている。
◆「国民生活が第一」を忘れ官僚組織の代弁者に
いったい、2年前の政権交代はなんだったのか。
民主党議員は、マニフェストを実現させる意欲さえ失っている。マニフェストを実現させるためには、官僚の利権にメスを入れ、予算のムダを削り、財源を確保することが不可欠。
政権交代前、民主党も無駄をカットして16兆8000億円の財源を捻出すると自信を見せていた。実際、総額200兆円の国の総予算を一から見直せば、20兆円や30兆円の財源など簡単に捻出できる。
ところが、いつの間にか官僚組織に取り込まれ、無駄の削減をやめてしまった。高級官僚の天下りまで認めている。官僚を敵に回すより、味方にした方が“おいしい”思いができると方針転換したのは明らかだ。
先日の事業仕分けでは、政務三役が省の代表として、汗だくになって官僚の利権を守ろうとしていた。「政治主導」「脱官僚」のカケラもない。
「国民が民主党に愛想を尽かし、怒っているのは、マニフェストが実現できないからではありません。『国民生活が第一』『政治主導』という理念を捨てたからです。国民だってマニフェストが簡単に実現できるなんて思っていませんよ。民主党に期待したのは、政治を国民の手に取り戻してもらうことだった。ところが、やっていることは自民党政権と同じです。官僚には指一本触れず、弱者の年金を削り、消費税をアップしようとしている。これでは政権交代した意味がないですよ」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)
いま民主党で、「政権交代の原点に返るべきだ」「国民を無視すると鉄槌を下される」と説いて回っているのは、党員資格を停止された小沢一郎くらいなもの。あとは上から下まで腐り切っている。
◆利権漁り、カネ集めの末期症状
もはや民主党は、国民が一票を投じた2年前の民主党じゃない。
やっていることは、かつての自民党議員と同じ。カネ集めと利権漁りだ。どうせ次の選挙は落選だと覚悟しているのか、政権政党のうちにカネを集めようとシャカリキになっている議員がゾロゾロいる。
一川保夫防衛相が、ブータン国王の晩餐会を欠席して同僚議員の政治資金パーティーに出席したように、国会開会中にもかかわらず、民主党議員は必死になってパーティーを開いている。与党になったらパー券が売れるのでウハウハだそうだ。
かと思えば、玄葉光一郎外相は、隣国に外遊するのに、必要もないのにチャーター機を用意させ、1200万円も税金を浪費する始末だ。
野党暮らししか知らない成り上がりが多いから、権力についた途端、少しでも甘い汁を吸おうとしている。醜悪もいいところだ。
小沢一郎が「来年選挙になる可能性は十分ある。いま出撃したらほとんど帰ってこられないだろう」「50人戻ってこられるかどうかだ」と心配した通り、国民の期待を裏切った民主党議員が次の選挙で片っ端から落選するのは間違いない。
しかし、任期いっぱい、あと2年間も「消費税アップだ」「年金カットだ」と国民イジメの政治をやられたらたまらない。
国民を騙(だま)した民主党のような政党は百害あって一利なしだ。一刻も早く解散・総選挙に追い込み、国民が思い知らせてやるしかない。
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