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鈴木氏、仮釈放後、直行で記者会見で吠える。シャバにいる与党議員より真っ当である。
http://31634308.at.webry.info/201112/article_7.html
2011/12/06 22:13 かっちの言い分
鈴木宗男氏が、昨年12月6日に収監され、1年後の今日12月6日に仮釈放された。刑期は後5か月程残っているが、鈴木氏持ち前の何でも手を抜かない仕事ぶりで認められて、仮釈放が早められたのだろう。それにしても収監先から約90名の議員が待つ議員会館に直行して記者会見とは驚いた。それも冒頭、小沢氏が出迎えの言葉を述べている。最高の演出である。鈴木氏は、1年前の話ぶりそのもので意気軒昂であった。印象に残った鈴木語録を以下に挙げた。以下は産経新聞のWEBから掲載させて頂いた。
○『『疾風に勁草を知る』。後漢の光武帝が自分の配下である王覇をたたえた歌でありますけれど、わが後援会は、私の友人や知人や支持者はこの言葉にふさわしいなあと思ってですね、これまた意を強くしたものです』
『疾風に勁草を知る』とは、「はやい風が吹いて初めて強い草が見分けられるように、厳しい試練にあって初めて意志や節操の堅固な人間であることがわかる。」ということである。これが鈴木氏の人徳であろう。
Q:−−原発の事故、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の交渉参加、石川知裕代議士の裁判の判決もあった。政治家・鈴木宗男としてコメントをいただけないか について以下のように述べている。
○(原発事故は)想定がないと言っても、私はやっぱり想定するのが、この政治だとかあるいはこの責任ある立場だとか、さらには少なくとも原子力というのはリスクがあることも事実なわけですから、私のこの想定外という言葉で済まされる話でない」
鈴木氏はこれを言う前に、自分が属して自民党が進めてきたということを述べて、責任を認めている。3月11日に収監先で大地震に会い、自分に何が出来るかを考え、自分に差し入れされた靴下を戻して送らせたと述べている。
○「TPPについては、私は反対です。TPPは、私は個別案件は該当しないと思いますね。すべて段階的関税撤廃ですよ。今、日本のおいしい米、評価の高い米にしたって、1000%の関税をかけているから生きているんですよ。小麦だとかミルクだとか大豆どうするんですか。300%、400%の関税で日本の農家は生きているんですよ」
同時にTPP加盟国でも日本とアメリカで9割貿易占めるんですよ。日本がこれだけのメリットがありますという具体的な数字を出せると思ったら大間違いですね。車が今約2兆4000億円ぐらいですが輸出量が。それに関する関税が部品など入れて850億円です。その850億円が無くなるんだと言って車業界が言いますけれども。850億円で3兆円の農業を無くしていいんですか。本当の国益は何かという観点に立って詰めるべきだとこう思っています。
上記の話は、収監先から議員会館に直行して直ぐに記者に述べた言葉で、これだけの数字を間髪を入れず答えられることは驚異というしかない。収監先で数少ない情報を整理して、自分の考えを明らかにしている。稀有な政治家である。
消費税増税には以下のように述べている。正に同感である。
○「私は特に消費税の議論は、政権交代で当時の鳩山由紀夫代表は4年間は消費税の議論はしないと言ったんです。これによって国民も政権交代に舵を切った部分もあるんですから、約束は守る。これは民主主義の約束事だとこう思います」
また、石川氏、小沢氏らの裁判については、以下のように述べている。
『本当に真実を明らかにする法廷が真相解明だとかに十分な期間としての人を裁く場所としての役割を果たしているかというとちょっと疑問に思いました。このことは小沢一郎先生にも言えます。法律の専門家、法律に詳しい検察が立件しようと思ってもできなかった事件を、また何となく興味本位で論調している人が多いんですけれども、それはこれまで本当に公正公平かというのが私自身はちょっと首をかしげます』
仮釈放直後の話として、これだけのことを言える政治家はそういない。収監された時間は、お酒やブドウ酒の仕込みに当たり、決して無駄な時間では無かったようだ。これから5年間、立候補は出来ない。もったいない話である。松木謙公氏、石川知之氏は新党大地に合流するのではないかとの噂もある。
いずれにしても、朋友の小沢氏とのこれからの行動に期待したい。
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