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小沢裁判 サッサと中止しろ
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2011/12/6 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
時間と税金のムダ
政界一の実力者は不毛な審理をどんな思いで聞いているのか。民主党の小沢一郎元代表(69)の裁判はすでに第6回公判まで終わったが、裁判審理は極めて低調なのだ。
それもそのはずで、事件は政治資金収支報告書の単なる「期ズレ」の問題だ。小沢は元秘書から期ズレの報告を受け、了承したかどうかの一点を問われているに過ぎない。これじゃあ盛り上がらないのも当然だ。百歩譲って、土地購入資金約4億円の原資を、新材料を元に追及するなら話は別だが、検察官役の指定弁護士は原資の立証をハナから放棄している。
実にチンケなもので、司法関係者も「小沢無罪は確実」と口をそろえるムリ筋の裁判である。指定弁護士もムリを承知で引き受けたためか、小沢サイドを攻め立てる理屈は勝手な臆測に満ちている。
問題の土地について、「当時は秘書寮を建築する必要性は乏しかったが、小沢被告が私邸に程近い本件土地を気に入り、元秘書らに購入を指示。直ちに自己資金4億円を提供した」と推測を並べ立て、「自己資金の処理は被告の意向・利害に深く関わる」と、小沢の関与を強引に指摘するのだ。
「小沢本人が土地購入を強く望んだという証拠はどこにもありません。それでも指定弁護士は、証人出廷した元秘書たちに土地購入の経緯に関して重箱のスミをつつくような質問をブツケてばかり。あまりにさまつなことを聞くので、傍聴席はシラケっぱなしです。指定弁護士にすればチョットでも不自然な証言を引き出し、“元秘書たちは小沢の意向を隠すため、不合理な説明に終始した”と『推認』を重ねて小沢氏の関与を立証する作戦でしょうが、何も裏付け材料がないだけに、実につまらない裁判ですよ」(傍聴を続ける司法記者)
退屈な裁判に一般の関心も薄れてきたのか、傍聴希望者は今や報道陣と、大マスコミが傍聴券獲得に雇うバイト君のみ。小沢を裁判所に送った平均年齢34・55歳の検察審査会の民間人メンバーは間違いなく1人も来ていない。「裁判で白黒を」と議決したはずなのに無責任なやつらだ。
「大久保元秘書の調書の一部は改ざん検事の前田恒彦受刑者が作成し、検察すら元秘書の裁判で証拠採用を見送った。しかし、今回の指定弁護士は証拠採用を要求。強気の根拠は『潮目を変える』という供述内容があり、岩手県釜石市の港町出身の大久保氏の供述として、『任意性が表れている』というもの。指定弁護士はその点を大久保氏が出廷した1日の法廷で強調しましたが、傍聴席は拍子抜けでした」(前出の司法記者)
こんなアホらしい審理に、小沢は朝10時から夕方5時まで座りっぱなしで付き合わされ、今月は残り5日間も裁判日程が組まれているのだ。
この国難の時期に政界一の実力者が裁判所にせっちん詰めなんて、もったいないし、本当にばかげている。こんな裁判は直ちに打ち切るべきだ。
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