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鳩山氏、”辺野古以外探す努力を”
2011.12.06 :(まるこ姫の独り言)
鳩山氏から、こんな発言を聞くとは思ってもいなかった。
><鳩山氏>「辺野古以外探す努力を」 日米へ影響否定
毎日新聞 12月5日(月)22時38分配信
>東京都内で講演し、米軍普天間飛行場の移設先について辺野古以外のところがないとは思わない。首相官邸で主導して探す努力を続ける必要がある」と述べた。鳩山氏は首相として県外・国外移設を目指したが、昨年5月に辺野古移設で米側と合意。沖縄県側の反発と日米関係の悪化を招いて退陣しておきながら、なお政府方針を否定する発言には党内外から批判が出そうだ。
民主党が政権交代を果たし、”鳩山首相”が誕生したわけだが、鳩山首相の、"国民目線"を大いに期待をしていた。
国連での、理想に満ちた演説は今までの自民党政治では無し得ない政治の転換を果たすだろうと予感したものだ。
所が、理想的な言葉とは裏腹に、沖縄問題についての発言が二転三転する。
そして、結局は、マスゴミの異常なアメリカ礼賛主義に自民党時代に決定したことは覆らなかった。
県外、国外と、言う言葉だけが踊っていたが、最終的には従来通りの辺野古沖で落ち着いた格好になってしまった。
その当事者でもあり、何一つアメリカ第一の体制を変えることが出来なかった鳩山前首相が、今頃になって、“辺野古沖以外を探す努力を"と政府に呼び掛けていることが、不思議で仕方がない。
なるほど、鳩山氏は自分としては精いっぱい対処したつもりなんだろう。
が、アメリカに本当に日本の立場を進言したのか、沖縄の世論、実情を訴えてきたのか、鳩山氏からは必死さが伝わってこなかった。
言葉の先送りをしてきただけではなかったか。
私は、鳩山氏の発言の一つ一つも、わらにもすがる気持ちで見守ってきたが、あがいた形跡もなく、落ち着くところに落ち着いた沖縄問題は、脱力感で一杯だった。
沖縄県民の方々は、もっともっと脱力感と政府への不信感がました事だろう。
その当事者の鳩山氏が頑張っていれば、沖縄問題は少しは進展したかもしれないと言うのに、投げ出した当人が今更の発言は、鳩山氏に対して好意的であった私でさえ、何を能天気な事を言っているのだろうと感じる。
理想主義者は、美しい言葉を語っていれば良い。
政治家には向かないのではないかと感じる。
首相を辞めたら、引退すると言う発言も撤回してしまったし、この人,議員としての矜持があるのだろうか。
元記事リンク:http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2011/12/post-23ab.html
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