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問題の一川大臣を辞めさせない 輿石幹事長のハラの中
http://gendai.net/articles/view/syakai/134065
2011年12月6日 掲載 日刊ゲンダイ
問責を受けて立つ2つの理由
「輿石さんはなぜ動かないのか。早く一川大臣をラクにしてやればいいのに」
民主党内では、一川防衛相の進退問題に関して、こんな声が強まっている。一川防衛相に最終的に引導を渡すのは野田首相だが、一川大臣が参院枠の大臣であり、小沢グループであることから、“調整役”は輿石幹事長しかいないのは周知のこと。しかし、ずっと様子見を決め込み、記者会見でも「辞める必要はない」と素っ気なく答えるだけだから、「輿石さんは何を考えているのか」(民主党若手議員)となっているのだ。
しかし、輿石のハラの中は以前から決まっているという。
「流れに任せる、それだけですよ。一川大臣の辞任は避けられない。でも、こっちからクビを切る必要はない。参院で問責決議案が可決されたら、その後で対応を考えればいいということなのです。だから今国会での更迭はないし、決着は来年の通常国会前になるでしょう」(与党事情通)
ちょうど1年前、やはり仙谷官房長官、馬淵国交相が参院で問責を可決されたが、即刻辞任はしなかった。翌年の通常国会前の内閣改造で辞めさせたが、今度も同じ展開というわけだ。
「民主党執行部が一川更迭を決断できないのは、決定的理由がないことも大きい。ひとつは、問題発言をしたのは防衛省の局長であり、イチイチ官僚の発言の尻拭いをしていたら、大臣をコロコロ代えなくてはいけなくなる。一川大臣が“95年の米兵暴行事件のことをよく知らない”と答えた件も、それじゃあ、ほかの大臣は何でも過去のことを知っているのかという理屈です。この2つで本人は辞める気がないし、輿石幹事長も守っているのです。前原元外相が在日外国人からの献金発覚でスパッと辞めたが、あれは違法なことをやっていたし、どんどん問題が拡大するから即刻辞任せざるを得なかった。あのケースと今度の一川大臣のケースは全然違うと考えているわけです」(メディア関係者)
そこまで“確信犯”であれば、野田内閣が沈没していくのは自業自得というものだが、前原がエラソーに「政治家は自分で進退を決めるもの」と発言しているのも、お門違いなのである。
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