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前原民主党政調会長が一川防衛大臣に対し辞任勧告に近いような発言をしているようだ。野党の議員ならいら知らず、与党の幹部が自党出身の大臣の責任追及に熱心とは呆れて物が言えない。輿石幹事長は擁護する発言をしているようだ。前原氏や、そのお仲間達は「民主党が嫌い」のようだ。特に「小沢さんがいる民主党」には我慢がならないらしい。
「民主党が嫌いなら出て行けばいいのに」と思うのだが、その勇気もないらしい。「仲のいい自民党の石破氏らと一緒になればいいのに」と思うのだが、どちらも党内の人望が殆ど無いに等しい方達なので一緒になっても上手くはいかないだろう。最近、日本やヨーロッパでおきている問題の根本原因が「限りない強者の欲望」と「強者による無理のゴリ押し」そして「強者に都合のよい規制緩和」にあるのではと思い始めている。
世界的な金融の混乱が国際金融資本により引き起こされたことは間違いの無い事実であり、大きな問題が発生した場合、原発事故のように「人間の力でコントロールできない」状況に陥ることが実証されつつある。ユーロ圏で見るならば、強国側のゴリ押しとも思える強制的な「緊縮財政の押し付け」「財政規律の押し付け」「政治への間接的な介入」などが当てはまる。政治が「民衆の声を真摯に素直に聞こう」とせず、独善的に物事をゴリ押しで進めようとしている傾向が見受けられる。
そしてTPPに代表される「強者に都合のいい規制緩和」を自国のみならず他国にまで押し付け、その国の持つ各種の自主権まで奪い取ろうとしていることなどが挙げられる。「自然界」「人間界」の掟に背く行為を続けていることが、世界的な混乱を招いていることの根本にあるように思えてならない。
今の野田政権を見ていると「無理を通して道理を蹴っ飛ばす。」という言葉が思い浮かぶ。事故に遭い重症を負った「患者(日本国民)」に対し、「出血(特別会計などに含まれる無駄など)」を止めずに「輸血(増税や各種国民負担増)」を行い、同時に「手術(社会保障改革)」までも行おうとしている。誰が考えても、まずは「出血を止め」手術に耐えられる体力をつけさせた後に「手術に必要な患者の血液型にあった血液を準備」してから「手術」に取り掛かるのが道理というものだろう。
手術に耐えられる体力が無ければ長時間の手術に絶えることはできず死亡する確率は高くなる。いくら輸血しても、その量以上に出血が多ければ、死亡するだろう。手術においても腕のいいブラックジャックのような天才外科医が手術するのと新米の経験の少ない外科医が手術するのでは成功の確率に大きな違いがでてくる。
今の野田政権を上記の言葉を使い例えるならば「未熟な外科医(野田首相)が高度な手術の経験を持たない大学教授(財務官僚)の指導を受けながら「止血」することも忘れ、慌てて間違った血液型の血を輸血しながら手術をしようとしている。」と言い換えることができるのではないだろうか。多少、言動に問題はあるかもしれないがブラックジャックやDr.ハウス(アメリカのテレビドラマに出てくる天才医師)のような医師でなければ、難病の治療や難しい手術は無理ではなかろうかと思う今日この頃である。
http://haru55.blogspot.com/2011/12/blog-post_05.html
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