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野田内閣、「不支持」が「支持」を逆転
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4894042.html
05日05:00 TBS
野田内閣、「不支持」が「支持」を逆転
http://www.youtube.com/watch?v=LrCyRG7Y95o
野田内閣、「不支持」が「支持」を逆転です。JNNが行った世論調査で野田内閣の支持率は初めて5割を切って44.3%となり、逆に不支持率が5割を超えました。
調査は3日と4日に行いました。
野田内閣を「支持できる」とした人は前回の調査より6.9ポイント減って44.3%でした。一方、「支持できない」と答えた人は7.5ポイント増えて53.6%となり、初めて「不支持」が「支持」を逆転しました。
TPP(環太平洋パートナーシップ協定)の交渉に参加の意向を表明した野田総理の決断について聞いたところ、「評価する」と答えた人が47%で、「評価しない」を上回りました。TPPに関する政府・民主党内の意見集約で野田総理がリーダーシップを発揮したと「思う」と答えた人は27%で、「思わない」とした人が65%でした。日本のTPP参加については47%の人が「賛成」と回答しています。
社会保障の財源確保のため、消費税率を2010年代半ばまでに10%にまで引き上げることについては、「賛成」が49%、「反対」が50%でした。消費税率引き上げの是非を問うための衆議院の解散・総選挙の時期を聞いたところ、引き上げのための「法案を提出する前」と答えた人が最も多く、全体では法案成立前の解散を望む人が半数を超えました。消費税をめぐる与野党協議に対する自民党の対応については49%の人が「直ちに協議に応じるべきだ」としています。
沖縄の普天間基地移設問題で野田総理が日米合意に沿って名護市辺野古への移設を進めようとしていることについては「支持しない」と答えた人が46%で、「支持する」を上回りました。衆議院の「一票の格差」是正をめぐる選挙制度のあり方では、現在の小選挙区比例代表並立制を「抜本的に見直す」と回答した人がおよそ6割にのぼりました。
政党支持率では先月に続き、民主党が自民党を上回っています。
◇
本社世論調査:消費増税54%反対 内閣支持率38%
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20111205k0000m010089000c.html
毎日新聞 2011年12月4日 23時13分(最終更新 12月4日 23時44分)
毎日新聞は3、4の両日、全国世論調査を実施した。野田佳彦首相が2010年代半ばまでに現行の5%から10%へ段階的な引き上げを目指す消費増税について「反対」が54%を占め、「賛成」は45%にとどまった。消費増税法案の国会提出前に自民党が衆院解散・総選挙を求めていることについて「賛成」が64%を占め、「反対」の34%を大きく上回った。内閣支持率は38%で、11月の前回調査から4ポイント下落。一方、不支持率は3ポイント上昇し34%に上り、支持と不支持が拮抗(きっこう)している。
◇「法案提出前に解散」64%
日本が抱える財政赤字について「不安を感じている」と回答した人は92%に達し、「感じていない」(7%)を大きく上回った。政府は消費増税を含む税と社会保障の一体改革について、税率の引き上げ幅や実施時期を年内に取りまとめる方針。財政悪化への危機感を強めながらも、消費増税の手続きについて衆院選を経るなど慎重な対応を求める民意が浮き彫りになった。
消費増税の賛否を支持政党別でみると、民主支持層の60%が「賛成」で、「反対」は39%だった。首相は税と社会保障の一体改革について政府・与党で素案をまとめた上で、野党に協議を呼びかける構えだが、自民支持層の「反対」は54%に上り、「賛成」(44%)と逆転。公明支持層も「反対」が72%に上っている。
消費増税法案を国会に提出する前の衆院解散については、民主支持層でも51%が「賛成」と回答。支持政党がない無党派層では61%が「賛成」と答えた。09年衆院選での民主党マニフェスト(政権公約)に消費増税は盛り込まれておらず、「法案成立後、増税実施前に信を問う」とする首相方針に否定的な民意がうかがえる。
首相が交渉参加に向けた方針を表明した環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を巡っては、首相の判断を「評価する」が40%を占め、「評価しない」(25%)を上回った。一方で「分からない」も依然、34%に及び、政府の情報公開に課題を残す結果となった。
原子力発電所のうち、定期検査で運転を停止している原発の運転再開に「賛成」と答えた人は33%にとどまった。「反対」は62%に上り、原発再稼働に慎重な意見が根強い。【小山由宇】
◇
福島第1原発事故で警戒区域などに指定されている福島県の一部地域は、今回の調査対象に含まれておりません。
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