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小泉純一郎&進次郎「言いたい放題の週末」
自民党執行部批判から橋下徹、そして「本会議中に寝たことがある」と赤っ恥告白まで
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/28581
2011年12月04日(日) フライデー :現代ビジネス
「私は小学生の頃は引っ込み思案だった。人前に出るのもイヤだった。そんな人間でも総理大臣になれるんだからねぇ」
壇上の小泉純一郎元首相(69)が、現役首相時代さながらにオーバーなアクションを交えつつ語ると、会場は笑いに包まれた。「政界引退後は横須賀に戻ってくると思っていたんですが、今までほとんど姿を見ることはありませんでした」(参加者の一人)と言うとおり、彼が表舞台に姿を現すのは久々だ。実際、自身の近況について、「最近は極力、テレビに出ないようにしている」と、強調した。
11月19日、朝から雨が降る神奈川県横須賀市、純一郎氏は母校である市立山崎小学校の100周年記念式典で、卒業生代表の祝辞を述べた。首相経験者が出席する式典とあってか、会場内は関係者以外完全シャットアウト。周辺を父兄で組織した自警団が巡回するという物々しさだった。
彼の十八番小泉劇場≠ヘ、この場でも健在だ。自らの小学生時代を振り返りながら、「分かりやすく教えてくれる先生が好きだった」と語り、教育論については「愛情を持って接して頂きたい。吉田松陰のように、愛情を持って褒めて、叱るべき」と発言した。久々とはいえ、いまだその役者≠ヤりは衰えていないようだ。
祝辞の最中、その大ゲサなパフォーマンスを、すべて我が物にしようと食い入るように見つめていたのが、次男で自民党代議士の小泉進次郎氏(30)である。
「進次郎さんは、純一郎さんの祝辞の最中、ずっと身を乗り出して聞いていましたよ。子供たちにも気さくに接して、『シンジロー』と呼び捨てにされても、ニコニコしていました」(前出・式典参加者)
尊敬する父親のパフォーマンスを、目に焼き付けておこうというワケか。
「小泉元首相の演説を収録したDVDを観て、表現力の勉強をしている」(全国紙政治部記者)とも言われる進次郎氏にしてみれば、この式典は、格好の勉強の場となったことだろう。
進次郎氏は、早速そのパフォーマンスを実践した。翌20日の日曜日、成蹊大学の学園祭で『現在を担う政治家と未来を担う学生をつなぐ』と題した講演会に登場すると、父・純一郎氏顔負けの弁舌を披露し、当初75分の予定だった講演を30分以上も延長する、進ちゃん劇場≠繰り広げたのだった。
進次郎氏は、TPPについて、「これは、若者にとってチャンスなのです。新しいことを始めたら批判があるのは当たり前ですが、批判するのは既得権益を握る人間です。今こそ若い人たちが『震災後の日本を作るのは俺たちだ』と立ち上がる時なんです。(TPPに参加することで日本が)負ける、崩壊する、とどうしてそんなに悲観的なのでしょうか。私は日本人の力を信じています。日本からスティーブ・ジョブズが出てくる」
と超強気。野田佳彦首相(54)については、「ハッキリと(TPPに)参加すると言えばよかった。(言わないから)くだらない予算委員会になってしまった」とバッサリ斬った。
したり顔で演説する一方、「前日の深夜まで作業した時など、本会議中に国会で寝たことがある」と、赤っ恥を告白して会場の笑いを誘うのも忘れなかった。
「(派閥人事を行った谷垣禎一総裁の下では)自民党はダメになる。民主党のほうがマシだという若手もいる」(18日のテレビ局の取材に対しての発言)との批判を加えていた自民党執行部に対しても、「TPPへの対応がどっちつかずで、推進派からも反対派からも呆れられている」と嚙みついた。10月14日にはその谷垣総裁が歴代最年少の党青年局長という幹部ポストに抜擢してくれたのに・・・。
さらに進次郎氏は、学生から大阪市長選について聞かれ、「橋下(徹)さんは、簡単な言葉で小学生でも理解できるように話すので分かりやすい。分かりやすさというのは、あらゆる政治家が持たないといけない。橋下さんの表現は、すごく参考にしています」
と、純一郎氏と同じように劇場型政治≠ナ注目を集める橋下候補をベタ褒め。
言いたい放題の裏には、自民党を見限って「維新の会」と組む策略があるのか。
「フライデー」2011年12月9日号より
◇
小泉進次郎「TPP賛成」で自民に反旗
http://news.livedoor.com/article/detail/6086035/
2011年12月03日11時57分 提供:アサ芸プラス
小泉純一郎元総理の次男で、現在は自民党の青年局長を務めている小泉進次郎衆議院議員が、谷垣禎一自民党総裁に反旗をひるがえして、波紋を呼んでいる。
キッカケとなったのは、現在、野田佳彦総理が、参加の意思を表明しているTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に対し、民主党のTPP案に自民党が反対の姿勢を示していることを公然と批判。「民主党案がダメで、自民党が与党なら批准するという論理は通らない」と執行部まで槍玉にあげたのである。
政治部記者が明かす。
「もともと自民党は、農業の自由化に反対する農業票が、大きな支持母体の一つとなっている。そこで、態度を『民主党案のTPPには反対』というグレーゾーンの態度に終始。それに対して、猛然と突っ込んだのが、小泉だった。何しろ、彼は父親譲りの『新自由主義者』の信奉者。当然、貿易の自由化を促進するTPPに賛成を表明するのは、当然のこと。そこで、自民党のTPPへの態度を表明する衆院議院運営委員会の委員も小泉を外して、別の議員に差し替えるなど、対応に苦慮しています」
蚊帳の外に置かれた小泉氏はそれでも黙っていなかった。11月20日の講演では、さらに語気を強め、自民党を批判。
「どっちつかずの状況は(賛成派と反対派)両方からガッカリされている。自民党は野党の時も与党の時も言うことを変えず、一貫した方向性を示さなければならない」
まさに、このままでは自民党の“新たな火種”になりそうな雲行きだという。
「実は、TPPを巡っては自民党内はおろか、与党の民主党内でも賛成派と慎重派の意見対立が深刻化している。下手をすれば、TPPを軸にして与野党を巻き込んだ政界再編になりかねない。日米同盟は安全保障のみならず、外交や経済にまで範囲は及ぶ。その象徴であった小泉元総理の後継者が進次郎ですから、そのままTPP推進の中心に祭り上げられる可能性すらあります。進次郎は地元の講演会に父親を壇上に担ぎ出して、自民党批判を繰り広げるなど、やる気マンマンです」(永田町関係者)
その背後には、いまだくすぶる「小泉待望論」があるというのだ。
政界関係者が言う。
「結局、ここ10年間の政権がコロコロ変わることの原因は、揺るがないリーダーシップを持った人物がいなかったことが大きい。しかも日米関係が円滑で、経済的にも低成長ながら、安定していたことからノスタルジックな意味合いで、出てくるのが『小泉待望論』です。ただ、ご本人は引退しているし、進次郎はルックスもいいことや主義主張が近いことから、注目が集まっている。一部では、第三極を目指して小泉政権時代のブレーンが再集結し、『みんなの党』や橋下徹が率いる『大阪維新の会』が相乗りするという話もあり、予断は許しませんね」
政界再編はあるのか。
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