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野田政権を見限った朝日新聞
http://www.amakiblog.com/archives/2011/12/03/#002101
2011年12月03日 天木直人のブログ
もちろん朝日新聞はそんな事を一言も言っていない。
それどころか朝日新聞は今でも野田首相を支えたい気持ちに違い
ない。
しかし一川防衛大臣の問責決議案は必至であると報じる12月3日の
朝日新聞の記事を読むにつけ、さすがの朝日新聞も野田政権はなが
く持たないのではないかと思い始めたと私は感じた。
それほど野田首相をとりまく政治状況は厳しくなりつつある。
たとえば一川防衛大臣の進退をめぐる野田首相の姿勢だ。
彼は国会で一川大臣を庇い、続投させる意向を鮮明にした。
そのことに私は驚き、危ういものを感じた。
安全運転と慎重発言を繰り返して来た野田首相が見せた最初で最大の
致命的な判断ミスである。
普天間問題を一川大臣に任せるのは無理だ。
しかも防衛大臣の職責は普天間問題だけではない。
次期戦闘機の決定問題や武器輸出三原則の問題、さらには自衛隊の海外
派遣や日米同盟の深化など、曲がり角にさしかかった日本の安全保障政策
を担う重責がある。
野田首相はまだ自らの余力のあるうちに、能力のある実力者を防衛相に
つけて心機一転をはかるべきだった。
なぜ野田首相はそれができなかったのか。
その理由こそ野田首相の置かれている深刻な状況を物語っている。
野田首相には彼を支える信頼できる有能な人物がいないのだ。
党内野党の小沢派議員らとの対立はもとよりだ。
しかし野田政権内部からの支援さえ無く、孤立が深まるばかりだ。
女房役の藤村官房長官は朋友だが力は無い。野田首相を助けられない。
輿石幹事長は古い国対政治家だ。寝技だけではもはや日本の政治を乗り
切る事はできない。
陰の総理とおだてあげれた仙谷は外されてやる気をなくしている。
政治生命がかかっている「税と社会保険の一体改革」に至っ
ては年老いた藤井裕久内閣補佐官一人に丸投げて動きがとれない。
そして何よりも前原政調会長のサボタージュであるである。
野田首相の短命を望んでいるかのごとくだ。
これでは野田政権は長くは無い。
野党がこの体たらくでも、それでも野田政権は長くない・・・
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