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「レイプ暴言」はトンデモ展開 琉球新報を出入り禁止ってそりゃないだろう
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2011/12/2 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
防衛省の田中聡・前沖縄防衛局長(50)の「レイプ暴言」がとんでもない展開になっている。後追いした大新聞テレビは「オフレコ報道の是非」ばかりクローズアップし、環境影響評価書の提出を強行しようとする政府の姿勢には知らん顔。スクープした「琉球新報」には「出入り禁止」の圧力がチラつくのだ。いつものことだが、いつの間にか、自分たちを正当化させる大マスコミと政府。これでは沖縄は救われない。
レイプ暴言が出たのは、11月28日夜。那覇市内の居酒屋で午後8時から始まった懇親会で、田中前局長のほか、県内外の9社の記者が参加した。こうした懇親会は、基地問題をめぐる防衛局側の考え方、水面下の交渉状況を探る目的で定期的に開かれているらしいが、それならサシでやればいい。複数の記者に囲まれて「オフレコ」もヘッタクレもないだろう。
「琉球新報」の普久原均・編集局次長によると、「ここ数年来、沖縄防衛局と(沖縄在住の)報道各社の懇親会はずっと続いている」という。
「会費制で、最近は1カ月に1度くらいのペースで開かれています。防衛局側から、記者クラブの幹事社を通じて各社に参加を呼びかけるのです」
防衛局側からの“情報発信”なのである。だとすれば、田中前局長が気を許し、酔っぱらったのも分かる。つまり、レイプ暴言は口を滑らせたのではなく、ホンネだったということだ。普久原次長が言う。
「(当時の)詳しい状況は差し控えるが、田中前局長が問題発言した時点で泥酔状態にあったということはありません。当日は2次会もあったようです。当社は参加していませんが……」
そんな懇親会が月に1度……とはちょっと驚く。これじゃあ、いつか癒着になる。防衛省の「出入り禁止」についてはどうか。
「防衛省が直接、正式に何かを言ってきたとは聞いていません。ただ、他社(メディア)がそういうこと(出入り禁止)を言っているらしいとの話は聞いています」(普久原次長)
これじゃあ、本末転倒だ。
「今回の報道の本質的な問題は、政府や防衛省の体質、発言者(田中前局長)の裏側にある本音の部分にあると考えています。(オフレコ報道の是非ではなく)そこを他メディアもきちんと取り上げていただけたらと思います」
その通りだ。鳩山元首相が普天間基地の県外移設を口にした途端、米国や外務省の手先になって鳩山叩きを繰り返したのは在京の大新聞テレビだ。そのくせ今回のレイプ暴言では、シレッと「沖縄県民の心を踏みにじった」なんて報じている。大マスコミの沖縄報道は二枚舌だし、それを知っている野田政権はさっさと国会を閉じて一川防衛相への問責決議も出させないつもりだ。こんなデタラメは許されない。
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