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甘い追及姿勢「谷垣おろし」沸騰
野田佳彦首相(民主党代表)にとって初めての国家基本政策委員会合同審査会(党首討論)が30日開かれた。本来ならば、米軍普天間飛行場移設問題をめぐる前沖縄防衛局長の不適切発言などで窮地に立たされるはずだったが、自民党の谷垣禎一総裁は一川保夫防衛相の任命責任さえ問わず、甘い追及に終始。首相は、責任までも官僚に「丸投げ」してうまく逃げおおせた。(加納宏幸)
首相「中江公人防衛事務次官が沖縄に飛び、説明と謝罪をしている。私自身(の沖縄訪問)は適切な時期を選びたい」
谷垣氏「今度の発言で普天間問題の解決は民主党政権では不可能になった。そのことを申し上げ、次の問題に移ります…」
谷垣氏の不適切発言に関する追及は35分のうち冒頭7分だけ。後はマニフェスト問題などに話題を転じてしまった。首相には拍子抜けだったはずだ。
30日朝、首相は官邸玄関で「更迭は当然の措置だった。沖縄県民の皆様に大変ご迷惑をおかけし、心からおわび申し上げたい」と記者団に陳謝した。外遊や視察時を除き、記者団の「声かけ」に応じたのは11月7日の散髪後に「さっぱりしました」と語って以来。党首討論に向け、予防線を張ったに違いない。
適切発言に普天間移設問題はますます進展が難しくなったが、官僚任せなのは首相だけではない。藤村修官房長官は30日の記者会見で「政治的案件というよりは『事務方の不祥事』ととらえている」と人ごとのように語った。
この内閣の無責任体質は追及されてしかるべきだが、谷垣氏相手では予防線を張る必要もなかった。
ディベートに自信のある首相は11月25日夜の民主党参院幹部との懇談で「党首討論は丁々発止なので一度やりたかった」と自信満々。ひそかに谷垣氏の過去の言動を調べ上げ、初の討論も原稿を持たずに臨んだ。
対して、谷垣氏は分厚い想定問答集に目を落とすことがしばしば。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加問題では、参加への積極論から慎重論に転じた理由を首相に問われ、目を白黒させた。
あまりの谷垣氏のダメぶりに自民党の脇雅史参院国対委員長はこう嘆いた。
「谷垣氏は議論すればいいのに演説しちゃうからダメだ。毒にも薬にもならないことを言って過ごすなら党首討論はいらない…」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111201/plc11120100260000-n2.htm
どうも相性が悪い
谷垣氏、気合い空回り ドジョウ首相は官僚答弁でニュルリ(9月15日)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110915/stt11091500070002-n1.htm
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