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株式日記と経済展望
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今の日本は「政治と官僚とマスコミと一部の資本家が利益を独占」し、
国民は収入減や失業の中で「何も言わない国民」になってしまいました。
2011年11月30日 水曜日
◆大阪ダブル選挙で橋下氏が圧勝した意味 11月28日 ケンミレ株式情報
http://www.miller.co.jp/report/eye/20111128.html
橋下市長の世直し戦略
「大阪維新の会」が大阪府知事選と大阪市長選に圧勝しました。この圧勝の意味は何なのか?
当初は五分五分とも言われていた大阪市長選でしたが、途中から橋下氏圧勝に変わりました。これは日本にとっては非常に大きな出来事といえます。
今の日本には「日本を変える大志を持った政治家」が必要です。しかし、党人派の政治家は国会議員をはじめとした「自分を引き上げてくれた恩人」がおり、官僚派の政治家にも「自分を引き上げてくれた政治家と自分がいた省庁の既得権益」がついていますので、政治家や官僚では日本を変えることができません。
橋下氏が大阪府知事の時に1100億円の経費削減を行って、1年で万年赤字の大阪府を、財政黒字に変えました。このときのテレビを見た人もいると思いますが、橋下氏は大阪府議会で「泣いて自分の政策を訴えて」いました。この熱情と大志が日本を変えるのに必要です。
今の日本は「政治と官僚と一部の資本家が利益を独占」し、国民は収入減や失業の中で「何も言わない国民」になってしまいました。つまり、国に革命が起こる環境が整っているのですが、肝心の「国を変える政治家」が生まれておりませんでした。
この「大阪維新の会」の成功によって、私だけでなく、多くの既得権益を持たない人は「大阪維新の会」が国政に参加し、これまでの既得権益を打破して、公正な日本社会を作ってくれるかもしれないと期待したのではないかと思います。
公務員法の改正や教育委員会法の改正は、誰が考えても「抵抗が大きすぎて無理」と思いますし、ばらまいた予算を受け取っている既得権益者の抵抗、天下り先を確保し続けるために規制強化を行っている行政の抵抗は、国では国会議員がみんな失敗したように「優秀な人材の詭弁によって阻止されている」ことからも不可能に感じられます。
つまり、橋下氏は「これまで不可能と言われてきた問題に挑戦する」わけですから、明治維新の薩長土肥の英雄群に匹敵する挑戦を行おうとしているわけです。
明治維新の時には色々な人材が活躍しました。今は「大阪維新の会」だけですが、これが全国の個性的な意見を言う知事や市長に波及し、討幕に匹敵する「既成政党を討つ」にまで発展すれば、日本は世界の流れに逆らって「弱者が人間らしい生活を送れる数少ない国の一つ」になるかもしれません。私は橋下氏を心から応援しますが、願わくば橋下氏が日本の将来を変える政治家になってほしいと思います。
もう一つ、実際には分かりませんが「橋下氏には優秀で公平性を持った、正義感を持ったブレイン」がいると思います。昔から歴史が変わるときには「清廉潔白な指導者」に「清廉潔白な指導者に惚れて優秀な人材たちが集まって」きて、歴史が変わります。
これまでは小泉元総理の息子が出てくるまで日本は暗黒の時代が続くだろうと思っていましたが、今回の橋下氏の過去から現在の行動や思想を聞いて、もしかしたら「橋下氏が日本を変える人」になるかもしれないと漠然と思いました。
橋下氏の発言を聞きますと「今までの政治家」とはまったく違った発言になっています。何が違うのかといいますと、橋下氏の発言には「ごまかしに使う形容詞」がまったく無いことです。
民主党の総理は全て使いましたし、特に菅前総理と野田総理は頻繁に使っています。どんな言葉を使っているのかと言いますと「精一杯」「できるかぎり」「しっかりと」「真剣に」「がんばる」などですが、これは「心の中で思うことで、人に向って言う言葉」ではありません。しかし、実行力が無い人や実行できない人は「心地よい言葉で人を騙す」ときにこの言葉を使います。
(私のコメント)
民主党も自民党も同じ穴のムジナであり、野田総理も谷垣自民党総裁も消費税増税に賛成している。つまり民主党の議員も自民党の議員も税金で収入を得ているわけであり、有権者である納税者の事は考えていない。財務省の役人も国会議員も自分の生活が優先で「国民の生活が第一」と言った民主党は政権をとったらその事を忘れてしまった。
橋下氏がマスコミのバッシング攻勢でも効果が無かったのは、マスコミも既成の制度に守られて新規参入がない世界で守られているからだ。橋下氏は大阪府に乗り込んで大幅な歳出カットに成功しましたが職員の人件費のカットで300億円も財政は改善した。総額で1100億円の経費削減で財政黒字に変えましたが、国政でなぜ公務員の人件費カットが行なわれないのだろうか?
「株式日記」では公務員の人件費カットを何度も何度も訴え続けているのですが、国政の政治家には届かない。民主党は選挙の時は公務員制度改革や人件費二割カットなどはいっても、政権をとったとたんに忘れてしまったようだ。野田総理も安住財務大臣も財務官僚の操り人形になってしまって、政権の支持率も急落している。橋本徹知事に出来てどうして野田佳彦首相には出来ないのでしょうか? 政治力がないからです。
マスコミも橋本候補を独裁者だと攻撃しましたが、言わせているのは中央官庁の役人たちでしょう。もし大阪で行財政改革が成功すれば、橋下氏は中央政界に乗り込んでくるかもしれません。国会議員の議員定数削減も、参議院を50名くらいにして衆議院も300名で十分だろう。衆議院が300名なら過半数は150名だから、党の掌握も楽になり党が二つに割れたままの民主党のような状況は防げる。
大阪も大阪府と大阪市の二重行政が問題になっていますが、国と県でも二重行政が問題になっても何も手が付けられていません。ケンミレでは「公務員法の改正や教育委員会法の改正は、誰が考えても「抵抗が大きすぎて無理」と思いますし、ばらまいた予算を受け取っている既得権益者の抵抗、天下り先を確保し続けるために規制強化を行っている行政の抵抗は、国では国会議員がみんな失敗したように「優秀な人材の詭弁によって阻止されている」ことからも不可能に感じられます。」と指摘していますが、国家公務員が国会議員の言うことを聞かなくなってしまった。
官僚たちが権力を掌握できるのは、国会議員が同じ穴のムジナだからですが、野田総理を見れば分かるように国際条約と国内法の関係も分からない人物が、首相として国際会議に出ているのは危険なことだ。テレビでは党首討論を行なっていますが、お互いに政策を出せ出せと言いながら、お互いにはっきりしたことは言わない。双方とも消費税増税を言っていたはずなのに、お互いにはっきりしたことは言わない。
本筋は、大阪の橋下知事がやったような職員の賃金カットであり、政府の無駄な歳出カットだ。しかし野田総理ではそれが出来ない。谷垣氏は公務員給与カットで野田総理に質問していたが、7,8%のカットの法案を出すと答えていたが、20%と言う数字はどこかに消えてしまった。マニフェストが反故にされてしまった以上は、野田政権は衆議院を解散して総選挙を行なうべきだ。
もし総選挙が行なわれたならば、民主党も自民党の議員を総員入れ替えるような選挙にしなければならない。大阪のダブル選挙は既成政党への批判であり、共産党まで後援した対立候補は負けた。地方議会も地方公務員も癒着してしまってお手盛りで給与を上げてきましたが、橋本知事は一人で交渉して財政を立て直した。これを国政でやろうと思えば出来ると思うのですが、現職議員では人材がいない。
官僚の言いなりになっていては国民の支持率は下がる一方であり、国民の支持率が高ければ官僚も抵抗は出来ないだろう。マスコミも独裁者だと書きたてるのでしょうが、それくらいの政治家が出てこなければ財政の建て直しは出来ない。ケンミレでは「討幕に匹敵する「既成政党を討つ」にまで発展すれば、日本は世界の流れに逆らって「弱者が人間らしい生活を送れる数少ない国の一つ」になるかもしれません。私は橋下氏を心から応援しますが、願わくば橋下氏が日本の将来を変える政治家になってほしいと思います。」と書いていますが、首相は公選ではないから難しい。
いずれにしても民主党にも自民党にも人材がいなくて、やる気のある若手議員も10年も議員でいると国民世論が分からなくなってくるようだ。その為には新人の議員が出やすいような選挙制度にして、ネット選挙にして金のかからない選挙にして、候補の資質が分かるようなサイトを作らせて双方向で有権者との対話が出来るようにすべきだ。
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