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ハシズムを抱き込む公明党の思惑
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2011/11/29 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
「政界のヌエ」の本領発揮
今回の大阪ダブル選で、独自の動きを見せたのが公明党だ。自民、民主に共産党までが「反橋下陣営」に馳(は)せ参じた中、対決を回避して「自主投票」と、中立の立場を決め込んだ。
「橋下氏は前回の府知事選で、組織票を持つ公明の支援を得るのに必死でした。選挙直前の公明の新春年賀会に顔を出し、『毎日毎日、公明支持者の方々には大変お世話になっております』とおべんちゃらを述べ、公明に配慮して当初はなかった高齢者や障害者の支援策をマニフェストに盛り込んだ。こうして支援を取りつけ、いざ知事になると、公明の求める弱者対策をハネつけてきたのです」(府政関係者)
公明党も反橋下陣営に加わってもよさそうなものである。それなのに中立になった。「政界のヌエ」の本領発揮だが、そのあたりの事情を「公明・創価学会内のポスト池田体制が影響している」と、学会ウオッチャーはこう分析する。
「学会内部は池田大作名誉会長(83)の健康不安説が飛び交う中、長男の博正副理事長(58)への権力委譲を急いでいます。大阪は学会・公明党にとって重要な地。名誉会長が1956年の参院大阪選挙区で泡沫候補を当選させ、カリスマ性を強めた地盤です。博正氏は学会の関西最高参与となり、昨年の参院選から大阪の選挙運動を任されました。次の衆院選に向け府内4選挙区に候補者を立てる方針を決めたばかり。前回の衆院選で公明党は大阪の候補者全員が落選。博正氏に『ゼロからの完勝』を実現させ、父と同じ“奇跡のシナリオ”を歩ませるのが、学会の悲願なのです」
国政進出をにらむ橋下をヘタに刺激し、大阪維新の会に対立候補を擁立されれば公明・学会の悲願達成の障害となる。今回の自主投票は「対立候補を立てないで」というシグナルなのだ。
橋下ブレーンと学会の関西大幹部が密会したという情報も流れている。もちろん、国政を狙う橋下も組織票欲しさに公明党との激突は避けたいところ。“魚心あれば水心”で寄り添う公明党と橋下である。
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