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ア〜ッ嫌になる橋下「首相」誕生シナリオ
http://gendai.net/articles/view/syakai/133925
2011年11月29日 掲載 日刊ゲンダイ
この男のあまりにも危険な野望
大阪ダブル選で怒涛の圧勝。橋下徹・大阪新市長(42)に戦々恐々としているのは市役所の役人だけではない。ハシズムの圧倒的な強さを目の当たりにして、永田町もザワザワしている。
「今後は橋下氏を軸に政界再編の動きが加速するのは間違いない」と、政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏がこう言う。
「既存政党は当初、“組織力もない地方政党に何ができる”とナメてかかっていたフシがあります。それが、これだけの人気を見せつけられ、今では橋下氏に怯えている。完全に立場が逆転しました。どの政党も橋下氏を敵に回したくはない。橋下氏が主導権を握り、選ぶ側の立場になったのです。持論の大阪都構想や公務員改革を踏み絵にして、自分の主張を受け入れる党と手を組むつもりでしょう」
みんなの党とは、脱藩官僚の仲立ちもあり、ガッチリ組める。河村たかし名古屋市長の「減税日本」とも連携していくだろう。さらには、与党の民主党にも手を突っ込むつもりだ。
最大のヤマ場は年末の増税論議だ。橋下は選挙戦で「増税の前に公務員人件費の削減」と訴えていた。
小沢グループが「反増税」で橋下・維新の会と共闘関係を結べば、自民党内の反増税派を巻き込んでの政界再編は必至である。
<ナニワの独裁者の暴走を許すな>
問題は、その先だ。橋下を知る人物の多くが、こう声をそろえる。
「橋下サンが“ナニワの独裁者”で満足するわけがない。次は国政ですよ。最終的には総理大臣を狙ってるんとちゃいますか」(大阪府政関係者)
大阪都構想の実現には法改正が必要だ。地方自治法の改正は国会の仕事。地方首長でやれることには限界がある。
橋下は当選直後の記者会見で、都構想の実現に中央政界が協力しない場合は「(次の衆院選で)近畿一円の小選挙区、比例代表で70人を目指す」と豪語していた。自身が出馬しなくても、ねじれ国会で維新の会がキャスチングボートを握ればいい。市長を1期務めた上で、次の衆院選に打って出る算段なのだ。
「数年以内に橋下氏首班の連立政権が誕生する可能性は十分あります。橋下氏が首相にふさわしいかは未知数ですが、カリスマ性や分かりやすさで彼に代わる人材が中央政界にいないのは事実。“劇薬だけど飲むしかない”という状況になりかねません。結局のところ、政権交代というチャンスを生かせず、国民の期待をことごとく裏切ってきた民主党の体たらくが、橋下氏というモンスターを生み出したのです。民主党がマニフェスト通りに改革を進めていれば、橋下氏の存在はこれほど大きくならなかったはずです」(鈴木哲夫氏=前出)
橋下の口から国家観なんて聞いたことがない。愛国心を鼓舞する“教育改革”に対する違和感は強い。「敵か、味方か」しかないポピュリスト的手法は危うく、あの小泉狂乱劇場とまったく同じである。危険なハシズムの台頭を招いた民主党政権の罪は重い。
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