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大阪市長選で橋下徹氏に惨敗した現職の平松邦夫氏は27日午後8時15分ごろ選挙事務所に姿を見せ、私の力不足でした。と深々と頭を下げた。橋下氏については「大変強い相手でした。思った以上に早く当確が出た」と肩を落とした。投票締め切りの午後8時と同時に当確が出た。異例の早さだ!
私も昨日、ブログに圧勝と書いたがその通りになった。負けてしかるべし!候補者の個人の力の差が歴然と出た選挙だった。平松は橋下との討論会で敵前逃亡した時点で敗北は決定していたのだ。ツーか、争点を橋下独裁者というキーワードにする幼稚な男でしょ。
橋下氏は当選後、「行政組織は結果をしっかりと受け止めるように」と批判的な市職員をけん制。要は辞職をしなさい、ということである。都構想について、中央の政党と協議し受け入れてもらえないなら、候補者擁立の準備に入ると国政選挙も視野に入れていると語った。民主党を始め各党は、今回の橋下の圧勝をシングルイシューだからと理由づけているが、既成政党の却下でもあるのだ。
また、やたらと「大阪都構想」を問題にしているが、東京以外に「都」にするのが嫌なだけでしょ。実は、東京人は東京に住んでいるだけで秘かに優越感を持っている。政治の中心、経済の中心、文化の中心・・etcすべてにNO1という意識が潜在的にある。中央集権のなせる技だ!地方を下に見ているのだ。
特に国政に携わる国会議員、官僚、文化人などはその最たるものである。実際は地方出身者の寄せ集めじゃん。日本人はどうしても実より名を取ってしまうが、橋下が究極的に考えてるのは、大阪のことは大阪で決めるということである。地方分権・地域主権改革が出来れば何がなんでも「大阪都」でなければならないということではないように思う。
橋下の方法論はポピュリズムに加えてスピード感のある行動力だわ。維新の会が国政選挙に打って出るというのも、既成政党に対してのある種の圧力とも言えるが、大阪都構想を実現するために、今の勢いをキープしたまま国政で勝利する戦略でもあるんじゃない?旬はいずれ古くなる。それが、分かっているのが橋下の独裁者たるゆえんだ。
応援に入った石原慎太郎は東京主義の権化のような男だが、橋下にサムシングを感じたのだろう。みんなの党の渡辺喜美や東国原も然り、どこか自分と似た匂いを感じているのではないだろうか。中央集権主義、すなわち東京エリート主義の終焉も近い?
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