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まず、親や叔父がヤクザであり、本人も遊郭の顧問、サラ金の顧問をしていた事を伏せて日テレに出ていた事、府知事選に出馬した事は、問題を感じる。
また、デーブスペクターも日テレも出自・経歴を知っていた筈で、そのような者を出演させるべきではなかった。
もっと言えば、脛に傷持つ小泉をアメリカが悪用したように、橋下もパシリとして使われてきたのだと思う。
さて、ここからが問題で、自公推薦で知事になった橋下が、今回は自公も民主も敵に回して市長選と府知事選を勝ち抜いた。
マスコミも橋下を叩いていたようなので、一見、アンシャンレジームと決別したように映る。
しかし、彼がそれほど信頼に足る4年間を過ごして来たようにも思えない。
ネットでは、小泉と竹中が長銀や債銀をアメリカに売り飛ばしたように、大阪を売り飛ばすのではないか、という疑念が根強い。
今回の当選の仕方は、橋本を悪役にして、泡沫に過ぎない小泉を英雄に仕立てあげた時の自民党総裁選と同じ嫌らしさがどうも抜けない。
自公やマスコミを敵に回すのは大歓迎だが、両者の飼い主であるアメリカと握っていたのでは、まったく意味がない。
一つの目安として、日本人をゴイムと見下すデーブスペクターと切れているのか、相変わらず繋がっているのかが判断材料となるだろう。
第二次橋本劇場が、八百長がバレた小泉劇場の焼き直しであるならば、大阪市民は即刻リコールすべきだし、茶髪時代の人脈にケジメをつけたのならば期待ができる。
個人的な見立てを言えば、期待したいのはやまやまだが、いま一つ信用できない。
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