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自民党の石破茂前政調会長(54)が、事実上の“石破派結成”に向けて動き始めた。来月上旬、党所属国会議員20人らと、勉強会を立ち上げるというのだ。石破氏は最近、政権奪還に向けた戦略も意欲も示せない谷垣禎一総裁と距離を置いている。党内からは、来年9月の総裁選出馬をにらんだ行動とみられている。
21日夜、都内のホテルで開かれた会合には、石破氏をはじめ、最側近である鴨下一郎元環境相や小坂憲次元文科相らの無派閥議員、伊吹派の片山さつき参院議員や額賀派の議員など、衆参21人が出席した。
関係者によると、勉強会は来月上旬に立ち上げ、週1回のペースで定期的に会合を開くことを確認。社会保障や税制、安全保障政策、アジア太平洋地域での経済連携など、テーマは毎回変える。派閥の枠組みにとらわれず、落選議員も含めて幅広い参加を求めていくという。
勉強会について、石破氏は先月、テレビ番組で「純粋に政策を検討する場」と述べているが、党内には「総裁選をにらんだ動きだろう」との受け止めが多い。
産経・FNNの最新世論調査によると、「首相にふさわしい」政治家を問う質問で、石破氏は、民主党の前原誠司政調会長に次いで2位につけている。自身の選挙をにらみ、若手や落選議員を中心に「石破待望論」は確実に増加している。
石破氏本人も、9月に政調会長を退任してからも、以前所属していた額賀派に戻っていない。TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)をめぐる党内論議では、谷垣氏ら執行部が交渉参加に反対していることについて、「外交は内閣の専権事項だ」と公然と異を唱え、存在感を増している。
「前原氏と頻繁に会っており、政界再編も視野に入れているのでは」(自民党中堅議員)との憶測もある。
ちなみに、自民党総裁選への出馬に必要な20人以上の推薦人は、21日の会合に出たメンバーだけで足りる。
政治評論家の有馬晴海氏は「10月の党参院幹部人事で、長老が幅をきかせたうえ、谷垣氏が煮え切らない態度で派閥均衡となったのがきっかけだ。『このままでは自民党が国民の支持は得られない』と思い、自ら先頭に立って政権を奪還する覚悟を決めたのではないか」と分析する。
今後、自民党内で“ポスト谷垣”の動きが激化するのは間違いない。
http://news.livedoor.com/article/detail/6052366/
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