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半年以内に野田政権はつぶれる 野田首相は妄想癖の精神病
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2011/11/25 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
このままやらせていたら国も国民もヤバイぞ
野田首相がきのう(24日)、両院議員懇談会でTPPについて釈明した。執行部が用意したガス抜きの場。野田は「美しい農村・漁村、伝統文化など守るべきものは守り、勝ち取るものは勝ち取る」と取り繕った。だが、反対派は「大変不満だ」(山田正彦前農相)と戦闘態勢を崩さない。交渉参加に向けた協議を始めるという初歩も初歩の段階なのに、溝が埋まる気配はゼロ。これじゃあ、数年先の参加など不可能だ。
狂ったように突き進んでいる消費税増税も同じである。五十嵐文彦財務副大臣は「13年10月以降に7%か8%に上げて、残りの2%か3%を15年4月か10月に上げるのが論理的」とスケジュールを示してみせた。まずは国民に増税の相場観を植え付けるつもりだろう。みんなが2年後のアップを覚悟すれば、反対派の気勢はそがれる。これからもあちこちから花火が打ち上げられ、増税の既定路線化が進んでいくのだろう。国民の反発心を萎えさせて「増税やむなし」とあきらめさせる作戦らしいが、さすがに成功はおぼつかない。
国民生活が疲弊している中で大型増税を断行すれば、日本が沈没する。国民の危機感は相当だ。いくら東大卒の学歴エリートが、大臣連中をたぶらかして負担増を押しつけようとしても、国民も議会も、二つ返事で受け入れられるような状況にない。野田が掲げる来年3月上旬の関連法案提出など、できっこないのだ。
それでも野田は「消費税増税」と「TPP」にかかりっきりである。
◆声を殺して表情を変えないペテン気質
現実の日本を見れば、史上最高値水準の円高に最低水準の株安と経済はガタガタだ。第3次補正は、なんとか成立した。それでも二重ローンや生活保護の問題は取り残されたまま。原発事故の収束は見えず、放射性物質の除染も手探りである。
本来なら、政権を預かる身として、これらの問題に正面から取り組むべきだろう。なのに野田は違う。与えられた宿題を放り出し、別のドリルを解こうとする。大風呂敷を広げて、やれもしない夢物語を持ち出すのだ。いったい、精神状態はどうなっているのか。
心理学博士の鈴木丈織氏が言う。
「野田首相は目の前の課題をこなせないから、曖昧が許される未来を語り、国民の目をそらそうとしています。声を押し殺して表情を変えずに話すのは、ゴマカシを好む人の特徴です。また、未来を語ることは、一生懸命やっているというアピールにもなる。実際に本人もそれで『俺は頑張っているんだ』と錯覚しているフシがあります。その結果、今を乗り切る作業は国民に押しつけることになる。こういう現実逃避タイプは、うまくいかなくなると開き直ります。『俺はマジメに取り組んでいるのに、反対する方が悪い』と考え、『円高も復興も原発収束も、みんなが邪魔するからうまくいかない』と逆ギレする。首相にふさわしいとは思えません」
現実を見ず、錯覚の中で国と国民をリードする。こんな危ない首相に任せていたら、日本に未来はない。思い込みや勘違いのうちはまだしも、仕事が出来るとか大政治家だとか妄想が始まったら、恐ろしいことになる。一日も早く引きずり降ろさないとダメだ。
◆年内に空中分解する野田政権の12月危機
そもそも野田が未来を語るなんてチャンチャラおかしい。民主党の代表選は最初の投票で2番だった。代表に就いたのはインチキ談合のおかげだ。党内で人望はないし、国民の支持も急落中。それでも消費税増税やTPPを延命に使おうとしているが、限界が見えてきた。目くらましの道具で追い詰められそうだ。
政治評論家の有馬晴海氏が言う。
「野田首相は年末までに消費税率の引き上げ幅や実施時期について党内でまとめ、3月に関連法案を提出するつもりです。ただ、党内は簡単にまとまりません。野田首相が強引に進めようとすれば、波乱が起きる。09年の衆院選で民主党は、消費税増税は4年間議論もしないと訴えたのです。あれからたった2年で、大した議論もなく増税をやるのは許されません。
国民の理解も得られません。増税をめぐり内閣不信任案が提出された場合、大量の造反者が出る雰囲気は強くなっている」
国民との約束を守り、「国民の生活が第一」を実現しようとすれば、財務官僚が喜ぶだけの増税に乗れるわけがない。菅前首相は退陣をにおわせるインチキで不信任案の可決を回避したが、さすがの民主党議員も2度は騙されないだろう。
党内最大勢力を束ねる小沢元代表は「強行すれば政権運営が不安定になり、党運営も厳しくなる」と警告した。人気も人望もない首相が、小沢の壁を破れるとは思えない。それが永田町では常識的な見方になっている。野田政権は早ければ年内に空中分解だ。
◆現実味帯びる「話し合い解散」
もし、表現を曖昧にしたり文言をごまかしたりして、党内手続きをクリアできたとしても、自公は対決姿勢だ。野田と協議して3月の法案提出に協力するつもりはない。谷垣総裁は「重い荷物だから一緒に担いでくれと言ってくる。そうはいくか」と民主との協議を突っぱねる構え。大島副総裁は「6月までに解散局面をつくる」と強調している。
参院は野党が多数だ。消費税どころか、赤字国債の発行に必要な特例公債法案すら、成立させられるかどうかは不透明。去年の菅は大震災による休戦で救われたが、野田に打つ手はない。国会審議が空転すれば、国民の間でも解散・総選挙を求める機運が高まる。石原幹事長は「法案を通して選挙をすることもあるかもしれない」と話し合い解散を持ちかけているが、現実になる公算は大きい。そうなれば、民主党の大惨敗は明らかだ。「今出撃しても何機戻れるか分からない」「50人戻って来られるかどうかだ」という小沢の予想は重い。どうあがいても、野田政権は半年以内に潰れる運命である。
政治評論家の山口朝雄氏が言う。
「野田政権は末期的です。普通なら、解散をちらつかせると野党や党内も黙るものです。しかし、この政権は伝家の宝刀を抜くポーズすら見せられない。そんなことをやれば野党は大喜びで、民主党にとっては自爆行為になる。選挙をやれない政権に未来はありません。異例の4次補正で野党との協力態勢を続けたいのでしょうが、復興予算を小出しにして延命を図ろうという魂胆がミエミエです。官邸には魔物がすむといわれ、だれもが権力亡者になる。野田首相も魔物に取り憑(つ)かれたようです」
腰が低くて、気配りをしているようなふりをしていながら、権力欲は旺盛。そんな化け物ドジョウに日本は任せられない。
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