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この政局はただの不毛な派閥間勢力争いにとどまらず中央が大きくファシズムに舵を切りたがってる何よりの証拠、その現実的な危険性も高いのでチェックしておきます(私が政局を取り上げるのはとても珍しいことなんです)
亀井代表が新党構想 石原知事を党首 「維新」「愛知」と連携模索
産経新聞 11月25日(金)7時55分配信
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/politics/?1322181878
■年内結党へ大阪ダブル選後始動
国民新党の亀井静香代表が、石原慎太郎東京都知事を党首にした新党構想を主導していることが24日、わかった。すでに民主、自民、たちあがれ日本に所属する国会議員にも参加を呼びかけ、大阪市長選に出馬している橋下徹前大阪府知事が率いる「大阪維新の会」や、大村秀章愛知県知事が率いる「日本一愛知の会」との連携も模索する。27日の大阪府知事・大阪市長のダブル選の投開票を待ち、年内結党に向け活動を本格化させる。
複数の政界関係者が明らかにした。新党は「保守」と「増税反対」を旗印に掲げ、亀井氏は結党の見通しが立てば国民新党を解党し、新党に合流する構え。民主党との連立政権からの離脱も辞さないという。
亀井氏は、石原、大村の両氏と、たちあがれ日本の平沼赳夫代表には新党構想を伝えており、橋下氏にも市長選で支援表明して秋波を送る。
10月24日には都内の日本料理店で、民主党の小沢一郎元代表、山崎拓元自民党副総裁と3者会談を行い、新党構想を明かし、小沢グループ若手らを新党に迎えたいとの意向を伝えたという。
◆都市部保守層狙い
亀井氏は民主党若手とも会合を重ね、新党入りを打診。自民党の一部にも参加を呼びかけている。11月24日昼には都内で石原氏、平沼氏、たちあがれ日本の園田博之幹事長と会談し、新党構想で意見交換した。
新党結成に際し、亀井氏は、橋下、大村両氏や平沼氏には党幹部就任を要請する考え。三大都市圏の知名度の高い首長を党の看板に据えることにより「民主もノー、自民もノー」と既存政党への不信感を強める都市部の保守層への浸透を狙う。
次期衆院選では、東京、大阪、愛知の3都府県を中心に公認候補を擁立し、政界再編の軸となるよう勢力伸長を目指す。
亀井氏は今年初め、石原氏や与野党の有力国会議員で構成する「救国内閣」構想を打ち出したが、石原氏の都知事続投が決まり、東日本大震災が発生したため立ち消えとなった。
大震災後は菅直人前首相に救国内閣を持ちかけたが、菅氏が決断を渋ったためまたも構想は頓挫。9月に就任した野田佳彦首相は、消費税増税や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加に強い意欲を示し、亀井氏との溝は深まった。現政権が郵政改革法案に非協力的なことにも不信感を深めていた。
亀井氏の新党構想が動き出せば、年末に消費税増税をめぐる議論を控える民主党に動揺が広がる可能性がある。
◆小沢氏も接触図る
小沢氏も22日の会合で「消費税増税を強行するなら党運営は厳しくなる」と批判を強めており、同調の動きが広がれば野田政権のダメージは大きい。
一方、小沢氏も独自の新党構想を描き、大村、橋下両氏らとの接触を図っている。みんなの党の渡辺喜美代表も「大阪維新の会」との連携を視野に入れる。
亀井さんは小泉構造改革、郵政民営化反対、TPP反対で、私はそれは一応買ってはいたけれども、とても信頼できる政治家ではありませんでした。
今回の大阪w選で橋下支持を打ち出したことで亀井氏&国民新党完全終了でしたが、橋下氏は新自由主義の申し子&TPP賛成という点からしても、亀井氏は一体誰のどういう視点に立って郵政民営化等に反対していたのか眉唾になってきます。
(それにしても亀井氏の死刑廃止は筋金入りで本物、この辺が不思議でよくわかりません)
日本の保守政治家なんて己の勢力を広める「国盗り合戦」にしか興味ないので、この再編の原動力はもちろんそこでしょうが、この動きをより客観的に見てみると、地方発草の根ファシズムを今度は中央からより強力にアシストし、国政レベルのものにする、という意味を持つと思います。
橋下氏が亀井氏や石原氏の新党に合流するかどうかはわかりません。またどのような再編がなされるかもわかりません。(そういう政局予想は私の本意ではないので・・)
しかし、どちらにしろ中央はハシズムを国政レベルに吸い上げ、それを一気にトップダウンで日本全国に浸透させる基盤、組織を実現させようと具体的に動き出しているということなのだと思います。
この動きを止めるものは残念ながら何もありません。
再編に動き出し、橋下を取り込みたがってる中央の政治家達は、みな民主主義を壊したがっているといっていいでしょう。
こちらでも書きましたが、、この国の大多数を占める保守系政治家は、真剣に民主主義の危機と向き合う気がない、民主主義を独裁から守ろうという気がない、民主主義を大事に思ってない、むしろ邪魔に思っているのです。
野田政権にダメージとか民主党に動揺とか報道記事に書いてありますが、そんなことはどうでもいいのです。野田政権も民主党も国民に害しか為さない存在なのだから、同じ穴の狢、同族間での弱肉強食のなれの果てにすぎません。
アメリカ&財界べったりの傀儡日本政府なんて、ずっと反動的で隙あらば民主主義に背を抜けて逆方向に進もうとする性格を戦前から連綿と受け継いでいます。本質的に後進的で反民主主義的な性格なのです。でも特にファシズム体制に向かって具体的で急激な動きは取ってきませんでした。
しかしこの再編の動きは日本全体が一気にファシズム国家に傾いていく現実的危険をぐっと増します。
橋下氏はこの次は国政に出ることを堂々と宣言しているのだから絵空事ではありません。橋下氏にとっては大阪市長など国政へのただの踏み台なのです。
橋下氏は、誰とどこと組めば自分にとって得なのかをかぎ分ける動物的な嗅覚があります。市長に当選したら国政へのステップができます。そのときには橋下氏は必ず自分にとって正しい選択をすることでしょう。
やはりこのw選は大阪だけの問題ではないとの認識を新たにします。
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-814.html
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