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新ベンチャー革命 様ブログ
2011年11月24日 No.484 記事
タイトル:TPP批判派の浜田和幸氏:TPP推進の野田政権の外務政務官のなぜ?
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/27514236.html
(以下に全文転載)
1.TPPの危険性を指摘していた浜田和幸氏はなぜ、TPP推進の野田政権政務官なのか
参院議員・浜田和幸氏は菅内閣にて、2011年6月、東日本大震災の復興担当政務官に抜擢され、現・野田政権では外務担当政務官に任命されています。その浜田氏は、2011年4月、3.11事件の直後、『恐るべきTPPの正体』(角川マーケティング)を出版しています。政界きっての米国通の浜田氏ならではの著作です。
この本を読むと日本のTPP加盟がいかに危険かよくわかります。近未来、TPPに加盟した後の日本を想像するだけでぞっとします。日本国内は大混乱し国民はこんなはずではなかったと後悔する姿が目に浮かびます。国内のTPP慎重派やTPP反対派が警告するとおりのTPP危険性を浜田氏は的確に指摘しています。その浜田氏が、TPP推進に暴走する野田総理から外務政務官に任命されているのは何故なのでしょうか、非常に疑問です。
野田総理は浜田氏がTPP批判派であるとわかって外務政務官に任命しているのでしょうか、それとも、全く違う理由でそうなっているのでしょうか。
そう言えば、この6月に菅内閣に、浜田氏が唐突に入閣したとき、同氏はそれまで自民党議員だったのです、それをあえて、菅総理は入閣させていますが、このときも、菅総理がなぜ、このような妙な野党・自民党からの一本釣り人事をしたのか非常に疑問でしたが、今回、浜田氏は野田内閣にまたも横滑りで入閣しています、実に不思議です。
2.鳩山内閣崩壊後の民主党内閣人事は外部の何者かに口出しされているのか
この6月の菅内閣における浜田氏の唐突な中途入閣人事は米国戦争屋系ジャパンハンドラーの要望ではなかったのかと本ブログではみています(注1)。なぜなら、浜田氏は米国戦争屋系シンクタンクCSISの元研究員であり、米国戦争屋系ジャパンハンドラーは今、オバマ政権から下野しており、CSISを根城にしているとみなせるからです(注2)。
ところで、11月中旬に行われたハワイAPECの晴れ舞台にて野田総理は強引に日本のTPP参加表明を行なっていますが、その直前、上記、CSISを根城にしている米国ジャパンハンドラー連中が大挙して日本に押し掛けていますが(注2)、その際、彼らは実質配下の外務省官僚連中と仲良く合同シンポを開催しています(注3)。
ところで本ブログでは、日本の外務省は悪徳ペンタゴン官僚の巣窟とみなしています。したがって、外務省は米戦争屋配下のCSIS系米国ジャパンハンドラーの言いなり官庁とみなしています。
なお、上記、悪徳ペンタゴン日本人および彼らを動かす米国戦争屋の定義は、本ブログのNo.225の注記をご覧ください。
CSIS出身の浜田氏は自民党を除名されてまでして、民主党政権に鞍替え入閣し、復興担当と外務担当の政務官を務めています。一方、CSIS系米国ジャパンハンドラーは東日本大震災の復興プロジェクトの受注を狙っており、かつ外務省とズブズブの関係にあることから、なぜ、浜田氏が復興担当政務官と外務担当政務官に任命されているのかが読めてきます。
結論から言うと、上記の浜田氏の抜擢起用は、民主党や外務省の意向というよりも、ズバリ、CSIS系米国ジャパンハンドラーの指図なのではないでしょうか。
筆者は米国シンクタンク出身ですからわかりますが、米国シンクタンクが日本で仕事を受注する際、必ず、リエゾン(日米橋渡し役)を置きます。つまり浜田氏はCSIS系米国ジャパンハンドラーと日本政府の間に立つリエゾンとして起用されているということです。
3.TPP批判派の浜田氏はなぜ、外務政務官なのか
TPP推進の野田政権はなぜ、TPP批判派の浜田氏を入閣させたのか、このような人事は日本の政官財のあらゆる組織において、通常は有り得ません。さらに言えば、TPP推進の外務省が、なぜ、TPP批判派の浜田氏の外務政務官人事を受け入れているのか、まったく解せません。ちなみに、この悪名高い外務省は、かつて田中真紀子氏が外務大臣になったとき、露骨に抵抗した前科があります。
以上からわかること、それは、野田総理や外務省の意向を超える、何か絶対的な存在があることを意味します。つまり、浜田氏の外務政務官起用は、野田総理の意向でもなく、外務省の意向でもなく、CSIS系米国ジャパンハンドラーの意向であるとみなすべきです。言い換えれば、野田総理も外務省も、米国ジャパンハンドラーの意向に逆らえないということです。ちなみに、米国ジャパンハンドラーは浜田氏の日本語著作は読めないですから、浜田氏の本音の思想は彼らにバレないのです。
4.野田総理TPP発言:外務省と米国務省の間で齟齬発生
2011年11月12日、米政府(国務省)は、野田総理は“すべての物品およびサービスを貿易自由化交渉のテーブルに乗せる”と米政府に答えたと一方的に発表していますが(注2)、外務省はその発表を否定したため、珍しく日米外交での齟齬が発生しました。
ところが、その後、本件に関し、外務省ではなく経産省の女性官僚の関与があったとネットで取り沙汰されています(注4)。この官僚が作成した経産大臣と米通商代表の会談レジメが偶然、APECに出席する日本政府関係者に密着取材していたテレビ局の報道番組で放映されていたことが発覚したのです。これは日本政府の大チョンボです。
この偶然発覚した事件により、日米外交の舞台裏が国民にすっかり見えてしまったのです。
この女性官僚は東大法卒、ハーバートでMBAを取った後、経産省に入省したようですが、米国ジャパンハンドラーに抱き込まれた人物である可能性が高いと言えます。
5.悪徳ペンタゴン官僚が大量再生産される仕組み
上記のTPP関連偶発事件でネット住人が認識したのは、日米外交の晴れ舞台で活躍する政治家は官僚の作ったシナリオどおりに動く俳優に過ぎないという事実です。本件、多くの国民はうすうす、そうではないかと疑っていましたが、やはり、そのとおりでした。
それならば、米国に留学するエリート官僚を抱き込んでおけば、米国ジャパンハンドラーは自由に日本政治を操れるわけです。
19世紀の植民地支配の帝国主義時代から属国支配ノウハウに長ける欧米寡頭勢力は当然ながら、属国日本の政界や官界の人事にも介入してくるはずです。
したがって、上記、浜田氏の抜擢人事にも米国ジャパンハンドラーの介入があったとみなしてもまったく不思議はありません。そして、上記、経産省女性官僚に関しても、米国ジャパンハンドラーから指名されて、経産大臣と米通商代表とのTPP交渉の黒幕として従事していた可能性が大です。このような事例が多発すると、米国ジャパンハンドラーに評価されるエリート官僚が昇進するのは自然な流れとなります。それを傍から観察する若手官僚は、どうすれば昇進できるかを学習します。
その結果、日本の官界に悪徳ペンタゴン官僚が大量再生産されることになります。これが今の日本政府の情けない実態です。
上記の日米TPP交渉から派生して起きた偶発事件にて、われら国民は日本政府の実態、日本人政治家の実態を覗き見てしまったのです。これは、昨今のTPP騒動が国民にもたらしてくれた思いがけない“瓢箪から駒”現象でした。
注1:本ブログNo.393『米国シンクタンクCSIS元研究員・浜田自民党参院議員は、ほんとうに菅政権に入閣するのか』2011年6月27日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/25287250.html
注2:本ブログNo.480『米国オバマ(売国)政権の中国孤立化の狙い:欧州寡頭勢力の世界戦略のためか』2011年11月15日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/27400921.html
注3:ブログNo.460『日経・CSIS共催シンポに観る日本外務省の対米外交の病的歪み』2011年10月4日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/26811266.html
注4:日刊ゲンダイ、“TPPの黒幕 経産省女性官僚がやったコト”2011年11月21日
http://gendai.net/articles/view/syakai/133810
ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm
テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.elmstadt.com/news/techventure.html
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html
(以上、転載終了)
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