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小沢一郎元代表は19日に「行財政の抜本的改革をやらないで消費税と言うのは、国民への背信行為で賛成できない」と批判し、揺さぶりをかけた。政府・民主党内には「環太平洋連携協定(TPP)への交渉参加問題どころではない政局に発展する」との見方も浮上しており、野田佳彦首相の手腕が試される・・・
年金は現役世代の保険料で賄われているので、年金のための消費税増税というのは筋違い。
では、政府の進めているように、年金を保険料方式から税金方式に切り替えると誰が得するのか?
現行の年金制度は、労使が保険料を折半する形式になっており、これを税金方式に切り替えると企業の社会保険料の負担が軽くなる。
見合いとなる消費税増税は、「成長戦略」の中心政策である「法人減税」とセットになっているほか、輸出戻し税で、消費税収の4分の1程度が大企業を中心とする輸出企業に支払われる。
企業は、経営者の年俸を引き上げる一方、年功序列制度を成果主義に改めることで、働き盛りの40代、50代の賃金を実質的に引き下げ、早期転籍等の強引なリストラ策を進めている。
若者たちも非正規雇用に甘んじる中、このまま財務省の目論む増税路線が実行されれば、日本は地獄に陥るだろう。
こんな出鱈目な政策に有権者としてNOを突きつけねばばらない。
時事通信から
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2011112200631&google_editors_picks=true
■取りまとめ難航も=負担増、民主内に異論−社会保障・消費税改革
野田政権が最重要課題と位置付ける「社会保障と税の一体改革」の具体化に向けた検討作業が加速化している。政府・民主党は年内に、社会保障制度改革案と消費税率引き上げ案を取りまとめ、来年の通常国会から順次、関連法案を提出する方針だ。ただ、党内からは早くも社会保障給付抑制策への異論が噴出。消費増税の意見集約も難航必至で、決着まで曲折が予想される。
「病人が病人を支えるのはおかしい」−。政府・与党が6月に決定した改革案には、外来患者が受診するたびに100円程度を医療費自己負担に上乗せして支払う「受診時定額負担制度」が盛り込まれた。これを財源に、がんなどの高額な医療費が掛かる患者のうち、年収600万円未満の世帯を中心に負担を軽減する仕組みの実現を目指すが、民主党作業チームでは批判が集中。導入は当面、見送られる公算が大きくなった。
70〜74歳の医療費自己負担割合を1割から2割に引き上げる案に対しても反対が根強い。来年の解散総選挙も取り沙汰される中、議員の間には「国民の理解を得られない」などと、負担増を伴う施策を先送りしようとする議論が目立つ。
一方、肝心の消費増税も先行きは不透明だ。社会保障制度改革の大枠が固まり次第、政府と民主党それぞれの税制調査会は、消費税の議論に着手する方針。
ただ政府・与党が6月の改革案に「2015年に消費税率10%」を明記しようとした際、選挙基盤の弱い若手議員らの反発を受け、文言を「10年代半ばに10%」に後退させた経緯がある。
小沢一郎元代表は19日に「行財政の抜本的改革をやらないで消費税と言うのは、国民への背信行為で賛成できない」と批判し、揺さぶりをかけた。政府・民主党内には「環太平洋連携協定(TPP)への交渉参加問題どころではない政局に発展する」との見方も浮上しており、野田佳彦首相の手腕が試される。(2011/11/22-15:23)
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