http://www.asyura2.com/11/senkyo122/msg/646.html
Tweet |
IWJ_TOKYO様 中継・録画
http://www.ustream.tv/recorded/18635034#utm_campaign=tpp-negative.seesaa.net&utm_source=18635034&utm_medium=social
110分の長丁場のデモでした。ご参加の皆様、さぞお疲れになったことと思います。
出発地の柏木公園にて、集合の段階で、予想通してはいましたが、参加者70名。
6月に、菅直人前首相の退陣要求デモを実施した経験とも一致しているのですが、「倒閣」とか、「首相退陣」を入れ
ると、だいたい参加者が減ります。個人批判を主題に掲げたデモだから、ではないかと思います。
単に「TPP反対」のみを掲げたデモであれば、おそらく参加者は増えていたでしょう。
それでも、「野田佳彦の退陣を要求する」デモが、APEC会議でのTPP交渉参加表明(と、多くの報道が明記してお
り、事実そうです)の経緯に照らして、どうしても成されなくてはならないとの認識から、このたびの実施となりました。
怒りと抗議、現状打破を切望する心情から、お集まり下さった皆様のおこころざしに感謝に堪えません。
このたびも、参加者の多くに、さまざまな自作プラカード等をお持ち寄りいただいており、当方準備のものもあわせる
と、とにかく見た目は派手になりました。
定刻15時を、7分過ぎて出発。これは冒頭のご挨拶が長引いてしまった私がいけないので、警備担当の警察官か
ら抗議を受けました。交通規制が長引くことは困るとのこと、以後重々、注意します。
靖国通りは日曜ならではの人手で、多くの通行者の目に留まったことと思います。この日、@kaede5014 さんとお仲
間のドラムチームが参加して下さっていたのですが、鼓笛の響きがあると、とにかく衆目を引きます。「国民を裏切っ
た野田佳彦は辞めろ!」等の横断幕は、多すぎるほど用意していたので、何を訴えたいデモなのかは一目瞭然だっ
たと思います。
手を振る人や、腕組みしてうんうん頷いている人。対向車線の車窓から、ぐっと拳を握って示す人。観光バスの添乗
のガイドさんが、乗車口のガラス越しに嬉しそうに手を振ってくれたりしました。
隊列の前方付近での、「サルでもわかるTPPチラシ」の@MieYasuda さん製作の、そのものずばりの野田操り人形
と、これを操る黒子パフォーマンスも秀逸なアイデアでした。ゆらゆら揺れていい味を出していました。
揮毫の横断幕は同志@anboina さん。今回は特に気合の入った「怒り」を表現して下さいました。TPP参加阻止に
なると、この方は燃えるようです。
明治通りに入り、新宿の盛り場を過ぎると、人通りも少なくなり、住宅街やマンション街を通過。高い建物の窓から見
下ろしていたり、食堂やカフェのテラスから眺める人々にも、とにかく懸命に、全力で訴え続けました。TPPは皆さん
の生活に、人生に、何のメリットももたらさない。非常に危険である。どうか考えてほしい。こんな売国協定を、民意を
無視して推進する野田佳彦は退陣させるべきだ、と。多く向けられるのは、ただの好奇の視線ですが、デモ参加者
全体の真剣さは伝わったものと思います。
原宿にさしかかると、また人で賑わってきます。沿道にはやはり若い方が多く、TPPにも政治にも関心薄そうな(ま
たは全然知らない)世代にも、とにかく語りかけました。全然事情が分かっていない人も、次世代以降をもTPPは巻
き込んで悲惨な状況に追いやってしまうのです。聞いて受けとめてくれる人は必ずいると信じました。
草色の戦闘服を着込んだ右翼の街宣車が3台ほど、デモ隊の脇を、意味不明な街宣を行いながら通過してゆきまし
た。妨害ではないか、という意見も参加者からいただきましたが、それにしてはあっさり数分で去っていったので、真
相はわかりません。
東電電力館前を通過し渋谷駅周りを周回。秋のため日暮れが早く、暗くなりゆく街路は人出で大賑わいです。この
あたりは前に二度、反TPPを訴えながらデモで通過しています。最後のスパートなので、とにかく声をふりしぼって、
TPPの危険、野田内閣は退陣すべきことを訴え、申し分なく大勢に伝えることはできました。
どれだけの人が、当方の主張するように、これは自分たちの人生にかかわる問題なのだと認識し、それが世論とな
って反映されるものかはわかりませんし、TPPの参加への道程を引き返すことができたとしても、それがこのデモに
よって生じたと確証することもできないでしょう。
ことによると無駄かもしれない。思いのほかの効果が生じるかもしれない。やってみなくてはわからないし、やって
も、このことによってそうなったかどうかは、やはりわからない。ただ理に沿って、起こるべきことが起こるでしょう。
17時少し前、終着地の神宮通り公園にぶじ終着。すっかり陽は落ちていました。
横断幕や幟を掲げ持ってくださった方々、ドラムの皆様、パペット野田くんの黒子さん方、たいへんお疲れだったこと
と存じます。当日は元気でも、翌日どっと疲労が出たりします。
最終の人数は、当方数えで91名。中途参加も、やはり退出もおられたそうですから、正確とはいえません。約百
名、でいいと思います。
各600部用意したチラシ二種(11_30.pdf) (http://p.tl/LjQE)は、配布担当スタッフの方々がほぼ配り切って下さり、
3部残りました。
さすがに疲れた、とのご意見を多くいただいています。私も声枯れをきたしました。
お別れのご挨拶でも申し上げたことですが、今回デモであえて「倒閣」に踏み込んで主張せざるをえなかったのは、
そのことまでも沿道で訴えたりはしなかったものの、TPPに関して、いわゆる慎重・反対派の議員らが、「TPP交渉
参加へ向けての協議」決定が公表された折に、これはわれわれの勝利であるとか、協議でとどまって安堵したと
か、自分たちの主張が通ったなどと、私などからすれば、頭の中身はどうなっているのかと疑わしく思えるような強
弁を、多く述べはじめたことへの憤懣が大きいのです。やはり内閣ごと倒さなければだめだ、と確信するに至りまし
た。
「交渉参加へ向けての協議」ということは、「交渉に参加したいので協議に入る」という意味です。日本語として、これ
以外の解釈はないと思います。複数の相手国がいるのだから、協議抜きということはそもそもありえないのです。協
議が済んだら、「交渉参加」となります。そのあとには「参加」が来るのです。バスには乗り遅れることなく、めでたく
出発してしまったのです。ただし行き先は奈落への断崖ですが。
「交渉参加反対」の1167万の署名と、繰り返し起こったデモや集会は、野田内閣と、それを操縦する勢力により、
はねのけられたのです。このことをごまかしてはいけません。「ここまではわれわれの意図通り」と議員らがいうな
ら、その方は、怒りと不安を抱えた国民大衆らと、同じ立場におられないのでしょう。
人間は、ある程度正直でなくてはいけない。力が及ばなかったなら、それはそうと認めなくては自己欺瞞に陥り、説
得力を喪失します。レトリックは事実の制約を超えて機能することはありません。
すべての議員らが詭弁を用い韜晦に走ったというわけではなく、また、すでにAPECの失地の挽回へ向けて動いて
いる議員も多くいることでしょう。国民の憤激により目を覚ました議員もいるものと信じたいところです。
議員には議員の、党内や政局の事情があることでしょう。それは、あえて言うならば、国民には関係のないことで
す。TPPがもたらす未曾有の変化への、当然のおそれに心をすり減らす人々にとって、楽観できるほどの材料は、
今は見出せないでしょう。
少なくともはっきりしたことは、「野田佳彦を信じてはならない」という単純な事実です。枝野経産相がAPECでの米
担当との会見にのぞみ、「「非関税措置を含め、全ての品目・分野を交渉の項目とする用意がある」」との内容の文
書を携えていたことが、すでに報道で明らかになっています。
こんなことに国民は同意しておりません。首相は関知していないなどという言い訳は通りません。この一事をもって
不信任に、十二分に価します。われわれからすれば、国を叩き売りにかけているに等しい。
「非関税措置込み全品目全分野、持ってけ泥棒」と国際交渉でやられては、たまったものではありません。
協議であるとか米側発表にあるようなことは言っていないとかの、野田佳彦の発言には、耳を貸す値打ちがない。
嘘かごまかしに決まっているので、聞いてもしかたがない。相手に合わせて、受け入れられやすいことを言うだけで
す。そうして多方面をごまかしながら、米国と大企業財界と官僚の意向に沿って、どこへゆくかもわからないまま進
む。まさに操縦されるパペットです。
この人物の、舌先三寸や二枚舌でその場を凌ぐやり方が、党内反対派の議員にまで感染しかかっていると見られ
ることに、民主党への深い失望を禁じえません。
野田佳彦がAPECにおいて、国民無視の交渉参加表明(協議といいましょうか? 同じことですが)を行った以上、
これを撤回するには、当人の罷免しかないと考えます。
民意無視、ゆえに野田内閣倒は退陣すべし。だめなことがはっきりしている人間は、即外さなくてはなりません。
今はTPPですが、次は消費税増税法案だそうです。またも民意の無視です。TPPと増税で、日本は停滞と荒廃に沈
んでゆくでしょう。
野田佳彦の政権延命に加担することは、もはや許されないと考えます。主体的に何も考えていない人間を、国の代
表にとどめておけるでしょうか。
このたびのデモで、2時間近くの長すぎるほどの時間を設定したのは、できるだけ大勢の人々に、直接訴えることが
必要と考えたためです。野田内閣の支持率を下げられるだけ下げるという、明確な意図をもって実施しました。
この主題のデモは、参加者数にかかわらず、必要に応じ引き続き実施する予定です。次回予定はまだ立てていませ
んが、決定しだい公示いたします。
この日、中継、取材して下さった方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。
また、救国の思いからご参集・呼号してくださった皆様にも、重ねての深い感謝を申し上げます。
実行責任者 小吹 伸一
Mail: kobukidesu@livedoor.com
п@:070−5552−8284
@kobukishinichi
<記事>
TPP迷走 怒れる市民が「野田退陣」デモ(@tanakaryusaku)
http://tanakaryusaku.jp/2011/11/0003203
衝撃!もう潰れていた野田内閣!!! (@navypress)
http://thenavypress.seesaa.net/article/236147525.html
11・20 野田内閣退陣要求・ TPP参加阻止国民デモ 報告・動画
http://tpp-negative.seesaa.net/article/236397692.html
-----
TPPを断固拒否するデモ
TPP加入を絶対的に拒否する国民デモの開催情報です。http://tpp-negative.seesaa.net/
-------------
サルでもわかるTPP
http://luna-organic.org/tpp/tpp.html
-----
サルでもわかるTPPがヤバい7つの理由
http://www.youtube.com/watch?v=CI8l71dSy_A
TPP: 日本を呑み込むもう一つの大津波
http://www.youtube.com/watch?v=wmqLffCUblk
TPP: 我々は何を失おうとしているのか
http://www.youtube.com/watch?v=USzbFLXFAJU&feature=related
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK122掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。