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“剛腕”小沢、野田を攻撃!「消費税増税なら党運営厳しくなる」
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20111123/plt1111231410001-n1.htm
2011.11.23 夕刊フジ
消費税率引き上げに向けた動きを加速する野田佳彦首相に対し、民主党の小沢一郎元代表が批判を強めている。22日の小沢グループの会合では「消費税増税を強行するなら、(首相の)党運営は厳しくなる」と警告。消費税問題は政権との対立軸になる上、グループの結束に使えると判断したようだ。ただ、「法廷闘争」に追われる小沢氏には、政界での埋没を避けようとする計算も透けてみえる。
22日、国会内で開かれた小沢グループの中核組織「一新会」の定例会。サプライズで姿を見せた小沢氏は、激しい政権批判を展開した。
「無駄排除の努力が足りない」「外(海外)で言っていることと、中(国内)で言っていることが違う」
小沢氏は、消費税問題が衆院解散・総選挙に発展する可能性にも触れた。そして、「今、出撃しても、みんな(永田町に)帰ってこれないと困るよな…」との懸念を示した。
19日にはインターネットサイト「ニコニコ動画」の番組で「お金がないから消費税、というのは国民に対しての背信行為だ」と指摘。16日の若手議員との会食では「今、衆院選をやれば民主党は50人しか当選できない」と語るなど、最近の小沢氏は「消費増税反対、総選挙回避」路線を突っ走っている。
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加問題では、小沢氏は目立った言動を控えてきた。グループ内も推進派と慎重派で二分されていたからだ。しかし、消費税問題ならグループは結束できる。
側近の一人は、小沢氏の言動を「党内の主導権奪還に向けた準備運動だ」と解説する。一部では「増税反対」を旗印に他党を巻き込んだ倒閣運動を展開するシナリオもささやかれる。
一方で、小沢氏には「法廷闘争」という重い足かせがある。政治資金規正法違反(虚偽記載)罪に問われた自らの公判が、年内だけでも残り7回あり、来年1月には小沢氏本人への尋問が控えている。しかも、党員資格停止中だ。
消費税をめぐっては、細川護煕政権で税率7%の「国民福祉税」を主導、自由党党首としては福祉目的化した上での税率引き上げを訴えていた小沢氏。
「政治は数、数は力」を知り尽くしている男が、消費税という政策課題を利用して、生き残りを図ろうとしているようにもみえる。(山本雄史)
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