05. 2011年11月22日 22:23:57: kMngKMrLrs
>富裕層の所得増税検討 低所得者に現金給付 政府税調 これは、よいことだ。 政権交代して2年以上経過して、やっと、格差是正の策がでてきたか。 よいことは実現するよう政府与党に強く要望しよう! 【負の所得税】 所得が一定額に達しない者に対し、政府が給付金を支払う制度。 課税最低限との差額の一定割合の金を給付する。 http://kotobank.jp/word/%E8%B2%A0%E3%81%AE%E6%89%80%E5%BE%97%E7%A8%8E
飯田泰之(経済学者):「負の所得税の財源。 現在日本では年間80兆円の相続財産があり、これに対する相続税収は1.5兆円。 2億円まではうまくやれば無税。日本は実質相続税が無い。 配偶者を除く次の世代への相続に20%課税すれば8兆円の財源ができる。」 http://twitter.com/#!/montagekijyo/status/13613237545 負の所得税+累進率を強くすることには賛成。すぐにでもやって欲しい。 http://twitter.com/#!/kuroseventeen/status/11698284587 ■ワーキングプア増加と社会保障制度改革 2008年9月<野村総合研究所> ・ワーキングプアは、1000万人を超えた 年収200万円以下のワーキングプアは1032万人と民間労働者の5人に1人を占める (民間企業勤務者4543万人) ・最低所得保障のための方策 4.「負の所得税」方式の税還付はイギリス、アメリカ、フランスで行われているが、 ワーキングプア対策として導入を検討すべきである。 http://www.nri.co.jp/souhatsu/research/2008/pdf/act200810_01.pdf ■そろそろ「負の所得税」をまじめに考えてもいいのではないか(山口浩/駒澤大学教授) http://www.h-yamaguchi.net/2005/07/post_01a6.html ■「失業者支援 新たな安全網『一本化早く』 制度つぎはぎ&窓口バラバラ」について (石川和男/東京財団研究員、内閣府・規制改革会議専門委員) 詰まる所、『社会保障番号』と『負の所得税』を早急に構築すべきだという話。 http://blog.canpan.info/ishikawa/archive/685 ■生活保護〜ワーキングプアの関連の政策はフリードマンの「負の所得税」が人類史上最強の方法だと思う。 自ら稼ぐインセンティブを削がずに一定の生活保障をするにはどう考えてもこれ以外ありえない。 http://twitter.com/masaaaaaaaayuki/status/15139819995 ■負の所得税は議論を党内でしています。実現すべきですね。 社会保障と税制が役所のセクショナリズム故に分離している状況を克服する必要があります。 http://twitter.com/fujisue/status/16690069177 ■所得の再分配には、税制と社会保障があります。 現在、この二つが財務省の制度と厚生労働省の制度に分離されています。 フリードマンの提唱である負の所得税制は税制で所得再分配を行うと言うものです。 シンプルでわかりやすい、実施しやすいのが特徴だと思います。 (藤末健三/民主党参議院議員) http://twitter.com/fujisue/status/16691065274 ■負の所得税の予算と財源 −財源はある(かも)! 現実性皆無のベーシック・インカムについてあれこれ考えるのは知的遊戯としては楽しいが、 そればかりというのもなんなので、今回は現実性がありそうな負の所得税について検討してみよう。 負の所得税のモデルはいくつかあるが、ここではミルトン・フリードマンが提唱したモデルを考えてみよう。 すなわち控除額と助成率を設定するモデルである。… ただし、フリードマンが提唱した既存福祉を置き換えるモデルではなく、 既存福祉に追加する形でのモデルを考えてみよう。 これは既存福祉のレベルを置換した場合、福祉水準を切り下げることなく負の所得税を導入することが難しいためである。 もし置換するとしたらその対象は失業保険と生活保護、ということになるだろうが、 実務上失業保険との置換は不可能(月収単位ではなく、年収単位の話だから)だし、 現在の生活保護水準と同レベルの給付(月13万〜34万円程度、2割削減したとしても月11〜27万円程度)を行うのは難しい。 もちろんフリードマンは福祉削減の急先鋒なのでそのようなモデルを推奨するのだろうが、 当ブログ主はフリードマンのそのような側面が嫌いなため、あえて福祉や援助の「ごった煮」を目指そう。 さて、そのようなモデルとベーシックインカムとを比較した場合、負の所得税のいいところは財政に優しいところにある。 救貧制度と位置づけられるので全員に配る必要がなく、給付対象となる人であっても、 給付額が所得に反比例しているので一人当りの給付額も軽くてすむ。 また、そもそもの給付額自体もBIのような「最低限の生活費」という縛りがなく自由に設定できる。… 以下負の所得税に必要な予算について本当に大雑把な計算をしてみよう。 まず支給は世帯単位で、年金との二重給付を避けるため、現役世代限定としよう。 その代わり年金制度は残すものとする。 ▼控除額の設定 救貧制度であるから、対象は年収300万円以下とする。 すなわち控除額は300万円。 実際は世帯人数に応じて控除額が増減することになるだろう(独身者は低く、4人家族は高くなるはずである)が、 ここではデータの不備と計算の簡略化のため世帯人数による補正は行わない。 一律300万円としよう。 可処分所得の目安はこれの80%程度と言われているので、約240万円である。… ▼助成率の設定 300万円以下の所得に対して、2万円の所得減に対し、1万円の給付をするとしよう。 すなわち助成率は50%に設定する。 具体的には、この給付額においては、年収300万円だと0円、年収200万円で50万円、 年収ゼロだと150万円の給付が為される。… だが年金制度を残すことを条件に、支給は現役世代に限定しよう。 したがって、ここから高齢者世帯を除かなくてはならない。 高齢者で年金制度に加入していない人はここでは考えず、別の制度でカバーするものとする。… これを先に試算した総世帯数から差し引きすると、年収300万円以下の世帯は、 世帯年収 世帯数 200〜300万円 434万世帯 100〜200万円 357万世帯 0〜100万円 139万世帯 存在することになる。 この世帯数を給付額と掛算すると総額は、 434万×25万円+357万×75万円+139万×125万円= 5兆5000億円 となる。 ▼子ども手当が実現可能ならば負の所得税も実現可能 すなわち負の所得税に必要な予算額は5.5兆円である。 奇しくもこれは、子ども手当(全額で5.3兆円)と同程度の予算ということになる。 すなわち子ども手当が実現可能であれば、負の所得税もまた実現可能である! http://d.hatena.ne.jp/ColdFire/20100206/1265421463 課税最低限300万円、助成率50%の負の所得税に必要な予算額は5.5兆円だから、 課税最低限や助成率を引き下げれば、さらに予算が少なくて済む。 控除額150万円、助成率40〜50%ならば、予算額は2兆円台くらいか。 これなら、ベーシックインカムよりかなり現実味がある。 天下り官僚の受け皿である独立行政法人など公益法人に毎年12兆円以上の税金が流れているので、 これを根絶すれば、この12兆円以上のカネを財源とすることができる。 もちろん、景気対策の一環として、国債の日銀直受けや政府通貨の発行といった財政拡大を伴う強力なリフレ政策を断行して、 財源を一時的にまかなってもよい。 所得税最高税率の引き上げや相続税・資産課税強化など富裕層に対する増税で財源をまかなってもよい。 以下の中谷教授式「負の消費税」も魅力的な提案。 ■【特集】中谷巌さん(一橋大学名誉教授、ハーヴァード大学経済学博士) インタビュー 「還付金付き消費税」を提案 ―しかし、消費税の税率アップは、低所得層の人々にとっては特に大きな負担増になります。 中谷 そのとおりです。そこで私は「還付金付き消費税」方式を提案しているのです。 消費税を一律20%にする代わりに、年収1000万円以下の世帯には年間40万円を還付する。 これだと、年間消費が200万円の世帯は、差し引き消費税がゼロということになります。 200万円未満の世帯は還付金が消費税額を上回るので、貧困層の所得をかさ上げすることができます。 社民党も消費税率アップには「絶対反対!」とすぐに反応しますが、 もっと全体を見て議論して政策を打ち出せば、国民の支持が得られるのではないでしょうか。 実際、北欧諸国の多くは、消費税をはじめとする国民負担率が非常に高いです。 しかも、経済はとてもうまくいっています。 ―「社会民主主義=消費税率引き上げ反対」という必然性はない、ということですね。 中谷 そのとおりです。まず大きなビジョンを打ち立て、そのためには税制をどうするか、雇用のあり方をどうするか、 といったことを議論していくことが必要だと思うのです。 http://www5.sdp.or.jp/policy/policy/other/0903_economy.htm ■市場原理主義は、格差社会を招く悪魔システム…中谷巌、改革派から転向 「負の消費税」を提言 −−還付金付き消費税を提言していますね 「たとえば消費税率を20%に引き上げると同時に、全国民に毎年40万円ずつ還付する制度です。 年収200万円の人の消費税負担は実質ゼロで、200万円以下の人には所得補填になるので、貧困対策にもなります」 http://www.zakzak.co.jp/gei/200901/g2009013031_all.html ■【還付金付き消費税】〜経済学者・中谷巌が提唱。BI(ベーシックインカム)のアイデアに基づく。 消費税を北欧並の20%にすると、年収200万円世帯の平均的な税負担は年に40万になる。 この40万を全ての国民に還付することで、 年収が200万を下回る世帯には負担を上回る給付を行おうというもの(同書より引用) http://twitter.com/miracleradio/status/13140039884 消費税率10%の場合、子ども手当てと同様、年に1回か2回、定期的に、5万円か、10万円を支給。 規模の小さいベーシックインカムみたいなものか。 いわば、ベーシックインカムの社会実験。 リフレ政策とセットなら、デフレ対策にもなる。 “中谷式”還付金付き消費税であれば、所得捕捉が必要はないので、事務手続きが簡素で済む。 高額所得者からは累進税率を上げて(給付された分を)“回収”すればよい。 現行の累進税率の刻みをいじるだけだから、最小限の手間で済む。 |