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活動本格再開 小沢一郎 野田ドジョウを痛烈批判
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2011/11/21 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
小沢一郎が一気に戦闘モードになってきた。元秘書らの有罪判決を受けて、一時期、沈黙を守っていたが、ここにきて、週刊誌やネットに立て続けに登場。野田政権をこき下ろすようになったのだ。その背景と狙いは何か。ズバリ、野田の「限界」が見えたのだろう。
◆米国と交渉できるのは誰かをアピール
サンデー毎日でジャーナリストの鳥越俊太郎氏と対談、「このままでは民主党はベタ負けする」と語った小沢が一昨日(19日)、ニコニコ動画で田原総一朗氏と生討論した。そこで小沢は消費増税について「現段階にやることは反対。国民に通用しない。(総理から直接、言われても)賛成できない」と明言した。野田は同じ頃、年内に税調で結論を出し、通常国会前に「与野党で協議したい」とか言っていたから、野田のもくろみをバッサリ切り捨てたことになる。
TPPについても、圧巻だった。
「(野田首相は)米国で言うことと国内で言うことを使い分けている」「米国はこういう使い分けをものすごく怒るんです。目の前では皆いいようなことを言って、国内向けではいろいろ問題があるからといって、また違う言い方をする。米国からも信用をなくすし、国内的に『一体どっちなんだ』となり、国民から信用を失うんです」
そのうえで、普天間問題ではこんな趣旨のことを展開した。
「辺野古への移転はできません。地元が反対しているのですから。米国と話し合えばいいのです。米軍は今、最前線から引きつつある。イザという時に駆けつけられればいいわけで、(米軍が引いたあとは)日本(の自衛隊)が担えばいいのです」
こうしたところに小沢の強烈な自負がのぞく。要するに、野田じゃ米国と交渉できない。米国と対等に話し合えるのは自分だけだ、ということだ。
この対談でMCをした政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言った。
「TPP問題はこれから、具体的な交渉に入っていく。消費増税を巡り、党内は年末に向けて大混乱になる。そうした中で、誰ならば、リーダーシップを発揮できるのか。米国と交渉できる腕力、経験は誰にあるのか。小沢氏がこのタイミングで、政権批判を強めてきた背景は明らかで、存在感をアピールし、いずれ、小沢待望論が起こってくることを見越しているのだと思います」
そういえば、小沢はこうも言っていた。
「自由取引、自由貿易、これは誰も反対する人はいない。ただ、このTPPを強く主張してきたのは米国でしょう? 米国には米国の思惑があるんです。米国ときちんと話さえすれば、これは解決する問題なんですよ。そこをきちんと言えないと、オタオタ、アタフタという話になっちゃう。(中略)だから、使い分けじゃダメなんです」
まったくもって、その通りだ。小沢裁判の判決は来年4月中旬から下旬とされる。そのころ、TPPの交渉は具体化し、消費増税が国会で論議されることになる。小沢は逆算して、動いている。
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