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”提言型政策仕分け,”はパフォーマンス、そしてまやかし
2011.11.20 :(まるこ姫の独り言)
何を今更だ。
前回までの事業仕分けは、いかにも官僚をやっつけたような印象を作りながら、その実、官僚は名を捨て実を取ったと言う事で、削減、縮小と言われたものも、ほとんど削減も縮小もされていない。
それはそうだ、この事業仕分けとやらは、何の拘束力も無く、ただ改革をアピールするだけの場だったのだ。
当初、何回もやれば少しは改革が前進するかと思っていたが、法的根拠もなければ、法律を変えても実行しようとの気概も無い政権では、百万回仕分けをしても、何の効果も無い。
やるだけ時間の無駄というものだ。
今日、フジテレビの“新報道2001”では、”提言型政策仕分け”とやらの説明をしにレンホウ大臣が出演していたが、自民党の林氏に徹底的に追及されていた。
自民党は国会でスキャンダルばかり追求していて政権与党であった矜持はないものかと思っていたが、今日の林氏の追及は充分、説得力がありなるほどと納得できるものだった。
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みんなの党の江田氏の言ったように、”権限が持っていないところが、ああだこうだ言っても、時間と労力の無駄ですよ"に尽きると思うがどうだろう。
レンホウ氏は、最後まで、”評価結果は政府として最大限尊重されると思う"ときれいごとを言っていたが、今までの仕分けで、評価結果が最大限尊重されて来たのか、本当にそう思っているのか。
本当にそう思っているとしたら、とんだ茶番だ。
そして、この期に及んで未だ国民を欺こうとしている。
本当に仕分けをしたいのなら、仕分け作業に法的拘束力を持たせなければ何の意味もない。
"提言型政策仕分け"と、野田政権らしい曖昧なネーミングを使うが、この事業仕分けもどんどんメッキがはがれてきている。
今ではどんなに素晴らしい言葉を使っても、この仕分けとやらが、改革に繋がるとは誰も思っていない。
だって、本気で命をかけて霞が関改革をしようとの信念も、気概も少しも伝わらないし、心に響くものがみじんも無いのだから。
やればやるほど、見ている方は白けるだけだ。
元記事ブログ:http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2011/11/post-b15a-1.html
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