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「書き換えられた外務省HPの日米首脳会談概要」疑惑  天木直人 
http://www.asyura2.com/11/senkyo122/msg/525.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 11 月 20 日 08:29:58: igsppGRN/E9PQ
 

「書き換えられた外務省HPの日米首脳会談概要」疑惑
http://www.amakiblog.com/archives/2011/11/20/#002089
2011年11月20日  天木直人のブログ


 私の読者から衝撃的な情報が寄せられた。

 11月12日にホノルルで行われた野田首相とオバマ大統領との首脳
会談について、その概要を国民に知らせる外務省のHPが書き換えられた
というのだ。

 いうまでもなく、TPPの交渉参加に関してどのようなやり取りがあったか
については最大の政治問題であるとともに政府が国民に対して正しく情報公開
すべき重要な問題だ。

 その責任を果たしているのが外務省のHPである。

 その外務省のHPにおいて、一旦公表されたものが何の説明もなく書き換え
られていたとしたらどうか。

 私のもとに寄せられた情報は以下の通りだ。

 すなわち11月13日の外務省のHPでは首脳会談のTPPに関する部分は
次のようになっていたという。

・・・(2)環太平洋経済連携(TPP)協定
 野田総理から,今般,日本政府として,TPP交渉参加に向けて,関係国との
協議に入ることとした,一年前の横浜APECでの日米首脳会談以降,東日本大震災
があり,慎重論も強かったが,日本を再生し,豊かで安定したアジア太平洋の
未来を切り拓くため,自分自身が判断した,今後交渉参加に向けて米国をはじめ
とする関係国との協議を進めたく,オバマ大統領の協力を得たい旨を伝えた。
オバマ大統領からは,日本の決定を歓迎するとともに,今後の協議の中で日本側
と協力していきたい旨の発言があった・・・

 ところが、11月18日のHPでは次のように書き換えられているというのだ。

・・・(2)環太平洋経済連携(TPP)協定
 野田総理から,今般,日本政府として,TPP交渉参加に向けて,関係国との
協議に入ることとした,一年前の横浜APECでの日米首脳会談以降,東日本大震災
があり,慎重論も強かったが,日本を再生し,豊かで安定したアジア太平洋の
未来を切り拓くため,自分自身が判断した,昨年11月に決定した「包括的経済
連携に関する基本方針」に基づき高いレベルの経済連携を進めていく,今後交渉
参加に向けて米国をはじめとする関係国との協議を進めたく,オバマ大統領の
協力を得たい旨を伝えた。オバマ大統領からは,日本の決定を歓迎するとともに,
今後の協議の中で日本側と協力していきたい旨の発言があった・・・

 どこが違うか。

 それは本文四行目の中ごろにある「自分自身が判断した」の後に、次のような
文章が新たの付け加えられたのだ。

 「昨年11月に決定した『包括的経済連携に関する基本方針』に基づき高い
レベルの経済連携を進めていく」

 これは明らかな意図的追加であり、大きな意味を持つ。

 周知のとおり今回の日米首脳会談では、野田首相がすべての品目および
サービスを交渉の対象とする事について、オバマ大統領との会談で言ったか
言わなかったかで日米間の発表ぶりが異なった。

 日本側が米国に訂正を求めたが米国は応じなかった。

 そのことが野田首相の裏切り、二枚舌ではないか、という批判につながった。

 そしてその問題の追及は今後も続くに違いない。

 それを見越して外務省はアリバイ工作をしたに違いない。

 外務省のHPを作成する部局は対外広報部でありマイナーな部局だ。物事の
何もわかっていない連中が担当部局からの情報を貼り付けているだけだ。

 その部局がこんな重要な問題で加筆・修正できるはずはない。

 これは明らかに日米首脳会談を担当している部局が追加修正させたのだ。

 誰が、どういう配慮から、この重大な追加修正を命じたのか。

 それは、野田首相や玄葉外務大臣、枝野経済産業大臣の指示か。それとも
外務官僚の小細工か。

 そうだとしたら首相や大臣はそれを知っていたのか。

 外務省と経済産業省の共謀か。それとも外務官僚の浅知恵か。

 これらの検証はこの国の外交を考える上で極めて重要だ。

 政治家と官僚の主導権の実態を知る上で、極めて重要だ。

 政府・官僚が国民を欺いているかどうかを知る上で極めて重要だ。

 そして何よりもこの国のメディアが権力監視の役割を果たしているかどうか
を知る上で極めて重要だ。

 私はこの情報を私の有料メルマガの読者からの投稿で知った。

 その情報を、一般読者が読むことのできる私の無料ブログでも紹介する
つもりだ。

 そうすれば大手メディアの目にも触れるはずだ。

 ここまでの重大な情報を、知っていながら記事にして追及しないようでは
大手メディアの正体がわかる。

 しかしたとえ大手メディアが書かなくても、TPP反対派の国会議員が
この事実を知ることになれば国会で政府を追及することになるだろう。そう
しなければ嘘だ。

 私はこの外務省のHPの書き換え疑惑問題が、TPP問題の正体を明らか
にしてくれる事を心から願っている。

 

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コメント
 
01. 2011年11月20日 19:45:48: sgrPE4M4Lg
お好きなだけ書き換えてください。そして、統計を一度取ってみたら良いと思います。貴方は、外務省のHPの言うことが理解できますか?
せいぜい、記者クラブメディア遊びをお楽しみ下さい。

02. 2011年11月20日 23:23:11: uey1VCiua6
 『重大な加筆事件』

 ネットが無ければ ウヤムヤだろうが、烏合の衆もいよいよシッポを現した。


03. 2011年11月21日 09:47:46: GqSxitx6i2

徹底究明を願う!!!!!

04. 2011年11月21日 15:32:25: rxov5R556U
この書き換えはどうして起きたかと言えば、野田がオバマにそんなことは言っていない(TPP参加発言、すべての品目を交渉のテーブル乗せる発言など)発言を国会で追求され訂正削除を申し入れたが、アメリカ議会HPでは削除拒否された。
そこで日本政府はそれ以上削除要求をしないことにした。そこでつじつまを合わせるため外務省HPも書き換えをせざるを得なくなった、と言うことである。
これはどうゆうことかと言えば、野田は確かに言っていないかも知れないが、その直前の枝野とカーク会談で日本政府は全てを了承したと伝えているので、野田がオバマに繰り返し話す必要もないのである。だからアメリカ側としては訂正削除はしないのであり、日本政府内閣の大失態である。いわば売国、国辱を率先して行ったことになるである。もちろん国会でも国民にも全く知らされていない内容である。
しかもその事実を証明する証拠として、枝野の同行官僚が会談前にNTVの記者を個室に招いてインタビューを受けた際、会談内容を記したペーパーがひそかにVTRされ、バンキシャ報道で全国にオープンになってしまったことである。
そのことは、反TPP協議会の会議ですでに紛糾しており、今後国会内でも大きな問題となりそうな状況にある。
TPPの国民的議論に入る以前のところでこのような問題を起こしておれば、一歩も前には進まないのは当然であり、これで国民の政府内閣不信が頂点に達しなければこの国は終わりである。

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