http://www.asyura2.com/11/senkyo122/msg/512.html
Tweet |
『刑事被告人・小沢一郎』(134)
彼は、現在・只今『刑事被告人』である事は厳然たる事実です。この事実を何人たりとも否定する事は出来ません。然るに、彼を民主党の代表・総理大臣に推す愚か者が存在する事に愕然としました。
愈々「刑事被告人・小沢一郎」の裁判が始まります。検察が不起訴にした事件を、国民の代表である「東京第五検察審査会」が二度に渉り「起訴相当議決」を経て「強制起訴」された裁判が始まりました。
10月6日の初公判。14日の第二回公判も終わり、次回第三回公判は28日に行われます。「石川知裕元秘書」(禁固2年・執行猶予3年の被告人)が出廷。証人台で厳しい尋問を受ける事になります。
今日は「週刊現代・10月28日号」をご紹介します。(5)
一読痛快 司法批判?ちゃんちゃらおかしい。
立花 隆「小沢一郎よ、お前はすでに終わっている」(つづき)
「年貢の納め時」
この話もまた、詳しくは松田賢弥『角栄になれなかった男』(より詳しくは同『小沢一郎・虚飾の支配者』)に出てくるが、こういう話だ。小沢がフジTVと組んで、岩手県水沢に作ったローカルTV局『岩手めんこいテレビ』の株式のうち30%(金額にして7億5千万円)を地域の後援者から名前と印鑑だけを借りて、全部小沢の株にしてしまったのだ。そして、なにかいうと『なにい、めんこいてれびの30パーセントの株主たる俺の言うことに楯突くのか』とことごとにゴリ押しするようになったという一件である。
そして、もともとは水沢の地域振興のためのローカル局ということで、免許が取得されたのに、水沢の地元の人々にはほとんど相談らしい相談もなく、本社を盛岡に移して水沢から消えてしまったという事件である。そもそも他人名義で取得した株を一手にかき集めて、テレビ局を専制的に支配するという手法が、適法とは言いがたく、すでにこの問題は衆院の総務委員会のマターとして取り上げられており、近いうちに、小沢の証人喚問という事態に発展しかねない状況にある。
「というわけで、小沢が次の裁判に勝つか負けるかに関係なく、小沢はこの問題で国会で追及を受けることになっています。小沢は結局、地元のため地元のためといいながら、本当に地元のためになることは何一つしていない。小沢に関心があるのは、自分の政治権力をより大きなものにするために、いかに地元を利用するかということだけです。
政治改革もやるやる詐欺で、本気で取り組んだのは、政党交付金など自分の利益になることだけ、岩手の代議士なのに、震災の復旧復興にも全く取り組んでいない。こういう独善的な体質にホトホト嫌気がさしてたのが、小沢から決別した理由です」高橋嘉信は言う。
ナルホドと思う。小沢はこの裁判に勝っても負けても政治家として。は終わりなのだ。裁判の勝ち負けは筋目の正しさ(それだけなら小沢は完敗だろう)もさることながら、法廷技術の巧拙によるところがかなり大きいから、証人尋問、被告人尋問で相手をきりきり舞いさせられれば、指定弁護士の勝ち、巧みに逃げられたら小沢側の勝ちということになるだろう。
しかし、勝っても負けても、裁判はさらに続く(どちらが負けても控訴)。そして、裁判とは関係なしに、総務委員会での小沢の電波利権問題がに対する追及は続くし、それが司直の追及を受ける事案に発展する可能性も少くなからずある。裁判に勝っても負けても、小沢は当分の間、政治活動に大手を振って復帰するという状況にはならないのだ。その間、小沢の政治力は低下するだろうし、寄る年波に追われて、小沢エネルギーは必然的に低下していく。
そのせいもあって、小沢の政治的カンは明らかに衰えつつある(前回民主党代表選挙で、輿石東や西岡武夫のかつぎ出しをはかったなど、信じがたいほどカンの衰え)。小沢は明白に政治家としての賞味期限きれを迎えつつあるのではないか。あれだけの震災で何の存在感んも発揮できなかったなど、政治家として、完全に落第である。
すでに政界では小沢はもう終わりという観測が広がりつつあるが、そういうウワサは広がるのが早い。間もなく小沢の政治力はつるべ落しに落ち、最後の年貢を納めなければならない日がやってくるだろう。(文中一部敬称略) (終わり)
立花 隆氏の文章は、痛烈に「刑事被告人・小沢一郎」に強烈で決定的な引導を渡している。彼の政治生命は風前の灯のように揺らいでいる。今回の裁判の結果はいざ知らず、これだけ疑惑が噴出しては、生き残る手段は完全に失われたと言い切ることが出来ます。
この上、松田賢弥氏の「角栄になれなかった男」を読んで、約20年間秘書を務め、小沢一郎のすべてを知っている「高橋嘉信氏の衝撃の告白」をご紹介すれば、彼の正体が全て判り「悪徳・金権政治屋」の正体が白日の下に晒されることになるでしょう。
熱海の爺
(http://blogs.yahoo.co.jp/atamiokayasu70/archive/2011/10/18)
[コメント]
>小沢がフジTVと組んで、岩手県水沢に作ったローカルTV局『岩手めんこいテレビ』の株式のうち30%(金額にして7億5千万円)を地域の後援者から名前と印鑑だけを借りて、全部小沢の株にしてしまったのだ。そして、なにかいうと『なにい、めんこいてれびの30パーセントの株主たる俺の言うことに楯突くのか』とことごとにゴリ押しするようになったという一件である。
>そもそも他人名義で取得した株を一手にかき集めて、テレビ局を専制的に支配するという手法が、適法とは言いがたく、すでにこの問題は衆院の総務委員会のマターとして取り上げられており、近いうちに、小沢の証人喚問という事態に発展しかねない状況にある
小沢の汚い手口がまたもや明らかになりました。
「他人名義で取得した株を一手にかき集めて、テレビ局を専制的に支配」しようとは、政治家として何と恥知らずな行為ではないでしょうか?
一政治家がメディアを意のままにしようと画策したことは明らかであり、記事にあるとおり、小沢を徹底的に証人喚問で追及すべきです。
阿修羅ではこれまで、小沢には贈与税、相続税の脱税疑惑が指摘されてきました。
そこにさらに新たな小沢一郎の問題が浮かび上がってきたわけです。
すでにこの問題は衆院の総務委員会のマターとして取り上げられているとのことなので、小沢が追及されることは間違いがありません。
この際、洗いざらい小沢の問題点を追及し、ウミを政界から出し尽くすべきなのです。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK122掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。