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農家だけでなく政治家のところにも嫁さんが来てくれない時代です[これまでとこれからの「小沢一郎」の話をしよう・衆議院議員 石川知裕]
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2011/11/18 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
野田総理がAPECで協議への参加を表明し、TPPをめぐる論戦が激化しています。
私も自由貿易は推進するべきだと思います。小沢氏も「基本的な経済原則として、世界中で自由な経済取引が行われること自体は良いことだ」と言っている。
ただ、TPPが国益にかなうのかという点では、やはり賛成できかねます。農業改革は必要でしょうが、いきなり大資本が入ってきて上から変えようとするのではなく、個々の農家が徐々に大規模化していくのが理想だと考えています。
私は昨年、農業・酪農国のデンマークとオランダに視察に行ってきました。無所属の私には委員会視察のお呼びがかからないので、私費です。その時に衝撃を受けたのは奥さんが農業を手伝っている農家は一軒もなかったこと。農業はあくまで夫の仕事。人手が必要なら、従業員を雇うのです。奥さんは教師だったりOLだったり、自分の仕事を持っていました。
ヨーロッパ一の農業学校として有名なダーラム農業学校にも行ったのですが、農業経営者を育てることから経営者を支える従業員をどう育てるかに講義の主眼が移ってきています。
日本で農家に嫁のなり手がないというのも、結婚した瞬間からいや応なく労働力として考えられてしまう風潮が、影響しているのではないでしょうか。
そういう意味では、政治家の妻も同じ。滅私奉公のイメージです。私が過去に交際した女性の中にも、「結婚は荷が重い」と言って去っていった人がいました。その女性は、民主党の石井一氏の奥さんの著書に「政治家は嫁によって決まる」ということが書いてあるのを読んで、躊(ちゆう)躇(ちよ)したと言っていました。
ただ、政界も変わってきましたね。有名なところでは、後藤田正純議員の奥さんは女優を続けているし、民主党でいえば、石関貴史議員の奥さんはルーマニア人なので選挙活動を手伝うなんて感覚もないでしょうし、新潟2区の鷲尾英一郎議員の奥さんも東京で働いています。
私自身、結婚したものの、妻の仕事を辞めさせてまで地元に行ってもらうべきか迷っています。妻が地元にいてくれれば心強いのは事実ですが、彼女が働きたいと思っているうちは、好きな仕事を続けて欲しいという気持ちが強くなっています。
小沢氏の奥さんの苦労も間近で見ていたので、これはもう言葉に尽くしがたいものがありますね。当選3回くらいまでは、奥さんと子どもは地元の岩手に住んでいたそうですが、小沢氏が家族を東京に呼び寄せてからも、奥さんは毎週末、選挙区に戻っていました。なかなか東京を離れられない小沢氏の代理として、冠婚葬祭や地元の付き合いに奔走していた。
平日は、3人の息子に加え、住み込みの書生や秘書の分まで食事を用意してくれました。料理はお上手ですよ。小沢氏の家族と一緒に鍋をつついたことも、懐かしい思い出です。私が書生をしていた頃には、民主党の寺田学議員のお兄さんが一緒に住み込んでいた時期もありました。
しかし、小沢家に嫁に行くとなると、女性も勇気が必要でしょうね。日本一コワイ親父ですから。小沢家にどういう方が嫁に行くのか気になりますね。
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