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内閣支持率が落ちると同時に野党第一党の支持率も落ちている
2011年11月18日14時51分 中川秀直
http://news.livedoor.com/article/detail/6040485/
時事通信の11月の世論調査で、野田政権の発足以来2カ月余りで、初めて内閣支持率を不支持率が逆転した。野田首相の「安全運転」は、実は「危険な運転」だと民意が受け止め始めているのだろう。
TPP交渉参加、復興増税いずれも民意の過半数が支持し、消費増税も43%の支持があるのに、何故、内閣支持率が40%を割り込み、不支持率が支持率を逆転したのか。野田首相の「安全運転」に、民意が疑念を持ったからである。
野田首相は、TPP交渉参加、復興増税、消費増税という国民生活にかかわる重要問題について、真正面に国民に向かって熱く、自らの言葉でその信念を語ったことがないからである。
野田首相の「安全運転」とは実は「官僚主導の運転」であり、国民のための「安全運転」ではなく、民主党が権力の座に居続ける政権維持のための「安全運転」にみえているからである。
野田首相は、TPP交渉参加、復興増税、消費増税について、誠心誠意、国民に自らの信念を語り、信を問うべきである。解散・総選挙なしにこれだけの重要課題の合意形成は不可能であろう。
自民党はどうするのか。TPP交渉参加、復興増税、消費増税について、賛成か、反対か。解散・総選挙に追い込むためには、自民党政権ならば日本をどうするのか、鮮明に打ち出さなければならない。国益と国民生活を守れるのは自民党しかないということを鮮明に打ち出すことが求められている。しかし、その求めに自民党は十分に応じていない。
内閣支持率が落ちると同時に野党第一党の支持率も落ちているということが、民主党の危機感を殺いでいる可能性がある。自民党は野党第一党の使命を十分に果たしていないことを猛省しなければならない。
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