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http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/11/post_c59f.html
新党必要論が政党交付金決定日の1月1日目前に湧きあがるのは目に見えている。。。TPP・増税議論に加え、政府経産省東電が画策している原発再稼働(福井県大井原発・愛媛県伊方原発)の問題が年末に顕著になれば、反TPP・反増税・脱原発でまとまって民主から離党する議員が出る。
自民からも良識派を引き剥がすことが出来れば良いのだが、放っておけば自民大勝の流れの只中では無理か・・・ 『所詮、自民など亡国幽霊議員の集まりに過ぎないから捨て置け』と、心の声に従うしかない。
今、国家理念を論じなければならない。その器量の無い者がいくら活動してもダメだ。。。先日、愚民党さんに喝を入れられたことを思い出しながら書きすすめよう。
真国家論を・・・
先ずは、足元から見直さなければならない・・・ 日本人の思考形態の根本には仏教精神が横たわる。政教分離とは別次元で此れを避けては通れない。
仏教とは・・・ 東洋世界が確立した深遠なる総合学問だと考えている。特に哲学的教えは西洋世界の追随を許さない。今時話題のサンデル教授の講釈は仏教で言えば「入門編」に過ぎない。。。このように感じているのは私だけではないだろう。
かく言う私も仏教の奥深さを「感じている」のみであり、その真理を明快に論じる才は持ち合わせないが、仏教の最も根本的教義に「克服すべき三つの煩悩」を毒に例えた「三毒」(さんどく)と言うものがある。これは簡素化された理解し易い教えで、政治倫理・社会規範に当て嵌めると、原発事故以降、現代日本の政官業および社会一般に決定的に欠けている部分(問題点)が明瞭に見えて来る。
三毒とは、すなわち、貪・瞋・癡(とん・じん・ち)を指し、人間の諸悪・苦しみの根源とされている。
貪(とん)とは、貪欲(とんよく)とも言い、むさぼり求める心。必要以上に欲しがる行いを戒めるものであり、 象徴される動物は「鶏」である。
瞋(しん)とは、瞋恚(しんに)とも言い、怒りの心。憎しみに任せた行いを戒めるものであり、象徴する動物は「蛇」である。
癡(痴)(ち)とは、愚癡(ぐち)とも言い、無明とも言う。真理に対する無知の心。愚かな行いを戒めるものであり、象徴する動物は「豚、猪」である。
なお、浄土真宗の実質的開祖・覚如の長男存覚は「貪欲を生じ瞋恚をおこすことも、その源をいえば、みな愚痴より出でたり。」と述べ、三毒の根源を癡とする。
こうして人間の業を明快に解説する仏教は、歴史的に日本の政治にも深く影響を与えて来たのだが、そもそも政治のエネルギー、原動力は「妬み、嫉み、憎しみ、恨み、つらみ・・・」などとよく揶揄される。これでは悟りなど開けよう筈も無い。つまり、政界とは、仏教的表現では、悟りを開けない、三毒にどっぷりつかり、身を焼き尽くす程の業火に悶え苦しむ輩の集まりと言っても過言ではないのだ。
振返って政権交代以降の民主党を三毒(貪・瞋・癡)の観点から見れば・・・
議員の多くは、小沢一郎氏が「急に偉くなった。」と表現する如く、雑巾がけの苦労を知らずして権力の中枢に居座った者どもが、口先だけで国家を論じ、「国民が第一」の精神を過去に置き去りにして貪欲に我欲をむさぼる。。。今の民主党は、貪を表す「鶏」の集まり、まさに烏合の衆になり果てた。
菅直人は、漁夫の利を得て総理のイスに座るや、破廉恥にも怒りと憎しみの政局運営のみに執着し、瞋を表す「蛇」の如き振る舞いにて「日本国総理の格」を地に落とし、世界の笑い者にした。。。もはや、世界の中で日本人を尊敬すると言う者はいないのではないかとさえ危惧する。
野田総理は、愚かにも、TPPなどという米偏商政策の一片に翻弄され、ISD条項の何たるかを知らず、国益を捨てる無知蒙昧の所業に明け暮れる。。。脱原発思考回路が壊れた枝野経産相を伴い、国民を被爆させ続けながら追米隷属路線を猪突猛進する様は、真理を知らない人間が権力を掌握することこそ諸悪(国民の苦しみ)の根源であると世に知らしめる。まさに、癡を表す「豚、猪」と言う他ない。
今後、世論調査が出るたびに野田政権支持率が下降するのは目に見えている。故に解散総選挙は2013年まで無い。解散したところで自民が勝つだけ・・・自民党による政権奪回は、増税・原発推進政策の復活を意味する。真の国益追求は望むべくもない。
国益とは何か・・・ 国民の幸せである。国民の望む政策を国家が実行して得る利益である。。。原発のように国民を害する産業利益ではない。TPPのように一部企業のみが潤うものではない。
日本は国家の目指すべき進路を見失ったまま20年もさ迷っている。。。しかし、進むべき道は無いのだ。日本は只アジアの東端にあって此処に根付けば良いのだ。数千年の昔から営々と築いて来た日本人らしい暮らしを重視して国を再構築する以外ない。仏教(宗教論)はさておき、1次産業強化策を徹底すべきだ。元来、東洋に、日本に根付いた自然の優位性を生かした国家・産業を発展させるべきだ。原発など必要であろう筈も無い。
幾ら民主自民+公明で議論してもこうした真理には行きつかない。痴(無明)政治の繰り返しだ。
もはや、新党しかない。。。脱原発、反TPP、反増税、そして公務員制度改革(天下り全廃)の旗を鮮明に掲げ、国民の熱い塊をもって古くて新しい日本・真に国民の利益のために機能する国家=「真国家」を創ろう。
*** 動画解説(元記事にあります)***
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