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野田首相のTPP交渉参加が日米同盟を危うくするという皮肉
http://blogs.yahoo.co.jp/hellotomhanks/62924817.html
「天木直人氏の視点ー(2011/11/17)」 :本音言いまっせー!
TPPについて誰も指摘しない事を書く。
きょう11月17日の朝日新聞が極めて注目する記事を書いていた。
TPP交渉参加に対する野田首相の国内向けと米国向けの二枚舌外交が、
かえって米国に不信感を抱かせ、日米関係に深い溝ができつつある
というのだ。
それを朝日新聞は次のように書いている。
まず朝日新聞は、15日の予算委員会で野田首相がはじめて明らかに
したと次のように書いている。
「例外なき自由化交渉に臨む」という米側発表に対し、米国に言って
いないことが出たから訂正してくれ、自分が言った事を正確に書いて
欲しい、と申し入れたが米側に拒否された、と。
これを受けて玄葉光一郎外相も、「総理がそういう指示をされ、
外務省がホワイトハウスに訂正を求めた」と追認したと述べた、と。
ところが米国はそれを拒否した。外務省はそのまま引き下がった。
そしてその後誰一人政治家が乗りだすことはなかった、と。
さらに朝日新聞は次のように舞台裏を明かす。
外務省や官邸はこのような背景を当初封印しようとした。しかしその
後国会などで追及され、とうとう野田首相、玄葉外相は認めざるを得な
かったのだ、と。
その上で朝日新聞は米政府高官の言い分を要旨次のように書いている。
一体何が問題なのか。野田・オバマ会談では確かにそういう言い方を
しなかったかもしれないが、これまでの日本側の対応や野田首相の発言
は原則自由化のTPP交渉に参加するというものだった。米国の発表は
野田首相の発言を一字一句そのまま書いているわけではないが、これ
まで日本側が米国に言ってきた事を書いているだけだ。どこがおかしい
のか。訂正する必要はない。
そして朝日新聞は次のように書いている。
米側は微動だにしていない。むしろ日本側の混乱にいら立ちを募ら
せている。日本が国内で十分調整しないまま参加したことで、TPP
交渉そのものが遅れるのではないかという懸念も出ている。
この朝日新聞の記事は何を意味するのか。
それはズバリ米国のメッセージだ。
朝日新聞は今ではどの新聞よりも米国の意向を代弁している新聞だ。
読売新聞が単純バカ、失礼、単純親米新聞だとすれば、朝日は日本
国民を情報工作する真性親米御用新聞だ。
その朝日がこう書いているのである。
対米従属のつもりでTPP交渉参加を「政治決断」した野田首相は、
同時に国内の反対派にも色目を使ったばかりに、米国の不信を買った。
対米従属をするなら小泉首相のように徹底しなければいけないのだ。
どんなに批判されようと、国内にどのような反対があろうと、日米
同盟を最優先して対米従属に徹しなければ逆効果なのだ。
それが米国である。
野田民主党政権はそんな米国がわかっていなかったのだ。
もはや野田政権はどんなに対米迎合を重ねようと米国に尊敬されない。
取られっぱなしで尊敬されない。負担だけが国民につけまわしされる。
これが今の日本である。
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