http://www.asyura2.com/11/senkyo122/msg/414.html
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野田首相は今は2枚舌だが、そのうちに3枚、4枚と増えて破綻する。
http://31634308.at.webry.info/201111/article_16.html
2011/11/16 22:38 かっちの言い分
野田首相の15日の国会答弁を聞いていて、野田首相の答弁のパターンがわかったように思った。この感じはどこから来るのかと考えてみると、聞いていて人を納得させる答弁ではないのだ。なぜ人の心に沁みないのかというと、言い訳に終始しているからである。人の心を打つ、説得するような話し方ではない。決して激せず、決して感情を表さず、言を左右にして答弁する。
この答弁は、このブログで度々書いている松下政経塾出身の議員に感じるものだ。塾の中で徹底的に訓練されているからでないかと思っている。政治というのは、理念である。心意気である。それは塾で習うものではない。松下政経塾というのは、政治家の養成機関で、現在恐ろしいほどの数が全国の自治体の議員になっている。このブログで一種独特の匂いを感じるとよく書いていることだ。個人的偏見ではあるが、松下政経塾卒のクローン議員が日本中に蔓延することは気持ちが悪いし、日本の政治の将来にとって好ましいとはとても思えない。企業も多様な大学からの人材で構成されているから、多様な考えの組織が構成される。別に松下イズムを否定するものではないが、そのような考えに染まった議員で日本の政治がコントロールされることに危惧を感じる。
なぜ上記のようなことを書いたのか。それは以下の報道にその本質を見たからである。
首相「米に訂正した方がいいと言った」 TPP発言問題
http://www.asahi.com/politics/update/1116/TKY201111160217.html
この報道は、野田首相がオバマ大統領と会談した後、米国政府が、野田首相は例外品目を設けず全ての品目について協議すると述べたと報道した。それに対し、野田首相はそんなことは言っていないと言い、2枚舌と言われた話の延長である。この日の国会で前記の2枚舌を質問されて、首相が実は「米に訂正した方がいいと(事務方に)言った」と述べた。
しかし、「米側の解釈で書いているんだから、というやりとりでとどまっている」と述べた。つまり米国政府が訂正してくれないから、単にそれ以上波風を立てて政治問題化しない方がいいという話だけである。そのまま、うやむやにした方が、国内も騒がないからという理由だけである。ここに野田首相の本質がある。
外交というのは最初が大切なのだ。今回の米国の訂正無しのポーズは、ある意味揺さぶりである。これに断固として訂正を求めれば、米国も一目を置く。しかし、ここで上記のように何も言わないと、完全に飲んでかかられるだろう。北朝鮮は好きではないが、外交に関しては日本などよりは余程(悪)知恵を働かせて考えている。野田首相のように、その場その場で事を起こさないように乗り切る政治は、3枚舌、4枚舌、5枚舌、、、となり、その内に破綻するのが目に見える。
そう予言しておこう。
◇
野田に“日本の命運”任せて大丈夫か…“二枚舌”でブレまくり〜
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20111116/plt1111161245001-n1.htm
2011.11.16 夕刊フジ
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉参加協議に対する、国民の不安感が広がっている。「米国などの思惑に乗せられるのでは」というものだが、背景には、野田佳彦政権の情報収集力と交渉能力への懸念がある。永田町や霞が関でも、野田首相と玄葉光一郎外相の力量不足を指摘する声が浮上している。
「民主党政権の不決断で、国民の不信感が蔓延してしまった」
TPP参加に賛成するみんなの党の渡辺喜美代表は15日の党役員会で、野田政権をこきおろした。
野田首相はTPPについて「交渉参加に向けて各国と協議する」と玉虫色の発言を繰り返している。米国などは「日本は参加を決断した」と歓迎しているが、日本国内の慎重派は「事前協議の段階」と受け止めており、認識にズレがある。野田首相は「言葉通り」と言うだけで、同日の参院予算委員会では「二枚舌外交」と批判された。
不安を増幅させるブレも発覚した。
自民党の山本一太議員が同委員会で質問したところ、野田首相は国民皆保険制度については「(崩すことは)あり得ない」と語ったが、コメを関税撤廃の例外とするかについては「配慮する」と述べたのだ。山本氏が「コメを例外としないことはあり得て、国民皆保険はあり得ないのか?」と詰めると、「100%あり得ないということはない…」と口ごもった。
外交交渉の最前線に立つ玄葉氏のメッキも剥がれつつある。
「上智大卒で松下政経塾出身。外見も良く、人当たりもいい」と次世代のリーダーとして期待されていたが、民主党幹部は「この数カ月で評価が急速に落ちている」といい、こう解説する。
「8月の民主党代表選では、若手30人ほどが出馬を促したが決断できず、選挙戦では最後の最後まで、野田首相と前原誠司政調会長のどちらに付くかで迷っていた。外相としての政策の理解度が極めて遅いらしい。外務省側は『レクチャーに時間がかかりすぎる』と嘆いている。政策の勉強より、飲み会など人付き合いが好きなタイプで、本人も『組織とか仕組みづくりの方が好き』と公言している」
こんなツートップで、国益にかなう結果を導けるか。
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