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「小沢を座敷牢から解放せよ」――再びの主張
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2011-11-16 06:29:21 生き生き箕面通信
おはようございます。TPP(環太平洋経済連携協定)で、日本の国民皆保険制度が崩され、アメリカの民間保険が参入しやすい制度に替えられようとしています。
生き生き箕面通信1073(111113)をお届けします。
・「小沢を座敷牢から解放せよ」――再びの主張
日本は劣化が進み、三流国、いや四流国に成り下がりつつあります。このままでは、「日本人」であることが恥ずかしくなりかねません。
自分で自分の事が決められない。TPPしかり、原発しかり。国内問題でいえば、憲法違反と判決された1票の格差是正ももたもたし、いつまでも結論が出せない。公務員改革も掛け声だけ。「やります、やります」というだけで、責任をもって実現しようとしていません。口先でごまかすだけです。
原発は、これだけの事故を起こしながら、またもや原発推進に向かって進み始めました。ベトナムをはじめ外国に原発を積極的に売り込む方針は全く変わっていません。
週刊誌「サンデー毎日」の今週号(11月27日号)に、鳥越俊太郎の小沢一郎インタビュ―が6ページにわたって掲載されています。「独占90分 小沢一郎すべてを語る」というタイトルで、TPP、消費税、政治とカネ、原発について触れています。
大まかな内容は、「TPPでこのまま突き進んだら米国の意のままにやられる」「消費税増税は公約違反」「原発を抱えていたのでは、日本の未来はない。どんなにカネがかかっても衆知を集めて封じ込めなければならない」「4億円は僕のお金です。検察は建設業者からの提供の噂も含めて、すべて徹底的に調べました。その結果、何もなかったということだから、これほど確かなことはないでしょう」「日本人は責任を取らないシステム。もっと民主主義をきちんと理解し、理性的・論理的発想で自立しないとダメ。論議を尽くしたうえで、その立場にある人が最終的に自分の責任で決める――『自立と共生』をぼくはずっと主張しています」
鳥越俊太郎は「意ならずも法廷に立たされた小沢一郎だが、健在だ」と記しています。
小沢一郎は、すべてがよく分かっています。この男をいま使わなければ、もったいない。アメリカも中国も一目置く男です。米中両国にとって、「小沢なしの日本」など、ちょろいものです。幼稚過ぎて、むしろ戸惑うくらい。
僕が歯噛みするのは、マスメディアのだらしなさ。そして幼稚さ、です。この程度のメディアしか持てないということは、そのこと自体が国民全体のレベルの反映でもあるからです。
ここで、小沢を座敷牢から出して、政治的手腕の大ナタを振るわせるべきです。いまなら、まだ間に合うと思うのですが……。
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