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米国側の発表。
…「全ての物品およびサービスを貿易自由化交渉のテーブルにのせる」と語ったと発表した。…
それに対する外務省の否定。
しかし、米国側に外務省は抗議はしていなかったとの話も出ている。
それで、…もしも米国側の言った通りであれば、野田首相はその後のTPP交渉9ヶ国首脳会議に”参加できていても”不思議ではない。
ところが、それは無かった。
それらの事を考えると、この件は米国側は日本への揺さぶりであったと考えられる。
本日(15日)の国会中継を少しだけ見る時間を得たが、そこでピッグ枝野が答弁で盛んに「加入を目指して話し合ってきた」との趣旨を語っていた。
いかにも猪の流れであるピッグらしい周りが目に入らない「米国の懐へ一直線」のペット・ピッグ振りである。
しかし実態は違っていて、野田(ノタ)は超日本的に曖昧な発言と薄ら笑いに終始して米国側は雲を掴むような気分だったのではないのか。
カナダの参加希望の情報とメキシコが参加に関心を示した(?)との情報を盛んにNHKと称する米側宣伝メディアは報じているのだが、これもタイミングを見計らって米国がカナダとメキシコに協力を要請したものであろう。
両国とも別に彼等自身はどうでもよいわけであり、成り行きを見計らって対応を決めれば良い訳であり、この場では米国に協力してTPPに色気を見せた姿勢を示しておけば米国は機嫌をよくして取り敢えずは米国に難癖を付けられる機会を与える事から避けられるわけだ。
であるから、カナダとメキシコの希望と関心の情報も日本への揺さぶりであると考えられる。
既に日本にはジャパン・ハンドラーズのオールスターと言っても良いほどの多人数が来て”顔”で揺さぶってきている。
しかし、どうにも今回ばかりは”顔”の効果が上がらない。
”顔”は属国宦官官僚やカス・メディアには効果はあるだろうが、生活者日本国民のTPPに反撥する人の多くはオールスターの名前は知っていても人物像は知らないし関心がないのだ。
いくら揺さぶってもそれだけであり、既に小泉構造改革によって多くの国民を貧窮に追い込まれた日本の生活者国民に「TPPのバラ色の未来図」を宣伝する事は出来ないのだ。
TPPにまともなキャッチフレーズを乗せる事が出来ないのいである。
その理由は、
一つに、現在が恐慌に陥りかねない長期大不況の真っ最中である事と、
二つに、経済破綻して崩壊寸前の当の米国が近隣諸国に対して「バラ色の未来図」を宣伝して示すことが出来ないのは当然であり、生活者はそれを見抜くのである。
破産者が「宝の隠された地図があります」と言ったって、それは容易に嘘であると見破られるだろう。
「そんな旨い話があるものか」なのである。
不況の体現者・自己破産者の呼びかけをまともに聞く生活者国民は居ないであろう。
それに追随するのは頭の空っぽな宦官官僚グループと斜陽産業カス・メディアと退職すれば痴呆惚けの運命を迎えるサラリ−マン重役上がりの財界人と称する痴呆老人だけである。
かつてのように米国がアメリカンドリームの姿を保っていた時であれば、米国の発するどのような宣伝にも人々は夢を抱いたであろうが、それは最早、遠い過去だ。
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