http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=258629

略・・・アメリカのジャパンハンドラーズと呼ばれる人たちが大挙して官邸に押し寄せた。アメリカの焦りとアメリカの威信低下を物語る出来事だ。（彼らが表に出ざるを得なくなった？前原氏らの日本側エージェントが頼りないから出っ張って来たのかな？）TPPで日本を取り込まないと、中国に対抗できる力を維持できないという焦りだろう。

世界の国々のアメリカに対する視線は厳しくなってきており、また国内では財政赤字に追い込まれ経済も停滞し先行きが見通せない状況に追い込まれている。アメリカ国民の政治に対する不信感の高まりも現オバマ政権にとって不安の種である。今までのような強引な手法が通じなくなりつつあることをアメリカは自覚しなければならない。

さて「予備的交渉入りで正式交渉入りではない」という慎重派のコメントに納得出来る人は少ないだろう。しかし、まだ第一ラウンドが始まったばかりで、これからが本当の戦いだろう。TPPの問題点を、どのようにして多くの国民に理解させるかが最大のポイントになるだろう。推進派の日和見議員への働きかけも重要だ。

■今回のTPP騒動で、分かったことも多い。いくつか挙げてみたい。
�@野田首相は、頭が良くないこと。
�A野田首相がTPPのことを、ほとんど理解していないこと。
�B前原氏に調整力とリーダーシップがないこと。
�C農業関係団体の組織力が今現在でもかなり大きいこと。
�D経団連などの経済団体が自分たちの利害しか考えていないこと。
�E★今のままだと民主党が消滅する可能性があること。
�F国民の不満の受け皿となれる政党が存在しないこと。
�G良心が無い政治家が多いこと。
�Hマスコミを信用してはいけないこと。

数え上げればきりがないがTPP騒動で国民が政治に対し少しづつではあるが関心を持ち始めたことは悪いことではなかったと思う。今回のTPP騒動で感じたことの一番は野党自民党の存在感の無さである。自民党にとっては存在感を示す絶好のチャンスであったはずだ。にもかかわらず、一向に自民党の姿が見えて来なかった。

むしろ、与党の慎重派の代表である山田元農水大臣の方が野党の党首のような雰囲気を醸し出していた。今回のTPP騒動で与党内における野田首相の求心力も大幅に低下した。野党からの信用も大きく毀損した。（というか相手にされなくなる可能性さえある。）

コメント
01. 2011年11月15日 08:45:24: FUviF2HWlS 抜本的解決策は、日米安保条約の破棄、である。
02. 2011年11月15日 08:52:09: CtBammJOKI "streetchildren USA"などのキーワードで検索してみると凄いよ。 全米でホームレス未成年が把握されているだけで130万人などという 恐ろしい記事がヒットします。 結局、米国は貧富の格差が極端に大きい発展途上国だったのですね。
03. 2011年11月15日 10:01:00: RzqCBoHeak もうデービッド・ロックフェラーはお陀仏だ。これからはロスチャイルドの時代復活。 日本政治は日英同盟にシフトすべし。アメリカは第三世界になり、エリートは中国へ逃げるはずだ。
04. 2011年11月15日 10:13:37: HCF3LmPLDo 　***　愛の愛は愛の　アメリカ　*** 　金がないのに　兵器を作るアメリカ　って　何なのだろう？？ 　こんな　「素朴な質問」に答えられる人は　どれだけいるのだろうか？？ 　＝＝＝ 　アメリカが戦争経済だとして　その戦費を誰が負担するのだろうか？？ 　ヨーロッパに　その力はないし　中国　ロシアは　話に乗らない 　日本１国で　アメリカを支えきれるものでもなく 　アメリカの命運は尽きたと　考えるのが妥当だ 　＝＝＝ 　最近のイルミナティーの話では　デビッド・ロックフェラーは　ロスチャイルドに 　押さえ込まれたといわれているので 　それを信じるとすると　アメリカの悪の枢軸は　もうすぐ　分裂するのだろう
05. 2011年11月15日 10:18:23: FUviF2HWlS >>04 軍事力で借金は踏み倒すことができる。 それは３０年間、実証されてきた。
06. 2011年11月15日 11:15:39: txfDxGOXwI 米国社会は有る意味では懐の深い誰にでもチャンスを得られる社会だ。つまり米国に渡り成功を得ようとするあらゆる人に門戸を開放して来た。そういう人々が米国の繁栄の駆動力としても寄与してきた。また低賃金労働力を提供した不法移民にさえも寛容であった。その意味では敬意を払いたい。 しかしそれは一方で落ちこぼれや職に就けない若い人や恵まれない家庭で育ちホームレスに陥入る未成年が大量に発生させるリスクを負った社会だ。そしてそれが現実化してきている。米国はリスク処理は国家が行うのではなく「経済原理と自己責任で落後者を自然淘汰させ」セイフティネットは最小限に留めるという政策をとってきた。 裏を返せば好景気の時に低賃金労働で利用した労働力はが重しになったのでＴＰＰ条約で外国に負担して貰おうという魂胆だ。つまり自分のケツを自分で拭かないのだ。一方で日本の様に人の移入に制限的であり、代わりに日本で生活する以上、全ての人に一定水準以上の健康的、文化的生活を保障しようとして来た。それが小泉改革で崩れ始めた訳だが・・・。夫々の国には各々の社会の理念、仕組みが有るわけであり、尊重されなくてはならない。世界は米国社会の理念、社会システムを維持するために存在するわけではない。とにかくＴＰＰは米国の身勝手さ、良いとこ取りがプンプンして胸糞悪い。
07. 2011年11月15日 18:48:03: Ae2pBvpFEg 逆でしょう。 一般には発展するからこそ貧富の差が増すので、不景気ならその差は減少する。 マルクスもそう言ってませんでしたっけ？
08. 2011年11月15日 22:18:06: xtlWVCU5v6 ＞�F国民の不満の受け皿となれる政党が存在しないこと。 小泉改悪継承”みんなの党”が受け皿になりませんように。。。
09. 2011年11月16日 09:59:14: GqSxitx6i2 ＴＰＰ騒動でわかったこと 　（イの一番）　ドジョウ野田が隷米でペコペコパクパクしていたこと
10. 2011年11月16日 10:04:59: VQpIqThZD6 　官僚社会主義を打破を掲げた 　新党に期待するしかない

11. 2011年11月17日 17:53:26: FWaOT6Ecyg ＞10　財界新自由主義のみんなの党がお望みですか？ 何でもかんでも民営化すればいいってものでもないだろう。
12. 2011年11月22日 16:46:44: 3pzJyybIjk ０１様、支持ですが‐‐‐ どうやったらできるかということと誰がということがないと実際無理ですよね。 仮に、安保廃棄ができても、国内にいる安保支持派をどうすればよいか、安保支持はがそのままで安保廃棄ができるわけもないし。 半年ほど前、共産党の人にその辺話したら＜国のリーダーに、ベトナム戦争並みの覚悟があれば＞何時でも出来ますよ、という。 私は日本でベトナム戦争をする気はないが、この言葉に二の句が継げず、黙るほかなかった。志位さんに聞いたわけではないから、公式見解では全然ない。
13. 2011年11月22日 17:54:53: 3pzJyybIjk ‐合衆国‐などという、特殊建国国家はほかにない。そのアメリカがグローバルなぞ、力ずくでなくては言えはしない。元々、アメリカなぞ、ローカルなのだ。 郷に入れば郷に従え、という言葉こそ、普遍的、スタンダードだ。世界のすべての国は別ヽにお互いないまぜにかかわり合いながらも、独自に歴史を刻み，それぞれ別の文化をはぐくみもち、違う国々として同じ時を今刻む。違うことが当たりを、調整するのが、それぞれ独自に決める関税である。 違いを認めず自国の基準を強要する国は、懐が浅く違う文化の中では存続できぬことが分かっているに違いない。

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