１について、TPP交渉するといった以上、方針は確認済み議論の余地のない事。
２については、タダ単に野田首相が言葉として言わなかったということを音声学的に確認しただけ。
それ以上でも、以下でもない。
枝野氏が「直ちに影響は出ない」と言っていたのと代わりない。
実質、１の交渉が始まる事は合意済み。

日本のＴＰＰ反対派議員は、米国議会の議員と直接交渉し、自由化の例外の対象となる物品・サービスが存在し得るとする、日本政府および前原氏らＴＰＰ推進派議員らの主張が誤りであることを早期に確認するべきである。

日米のＴＰＰの批准をおこなう当事者同士で、自由化の例外項目が存在せず、例外項目を設けることを主張する日本のＴＰＰ参加は、米国の利益に適わないことを確認し合えば、日米の政府間の合意に関わらず、ＴＰＰ批准はもとより、日本のＴＰＰ交渉参加すら適わないのである。

野田首相は日米首脳会談において人払いをして２人だけの密談をした。
２人だけの密談は日本国民に対する裏切りを米国に約束するためであった。

流石に野田首相が米国大統領と二人だけの密談ができるとは大した外交能力だと、日本の首脳外交の成果として持ち上げる低脳な国民は、今や皆無だろう。
寧ろ、日米首脳会談において、日本国民に対してまともに公表できないような屈辱的売国的密約が結ばれたと考えるのが正常な日本国民の受け止め方であろう。

ＴＰＰ反対派議員は、帰国後に野田首相に問い正すだけでなく（それは単なるパフォーマンス）、ＴＰＰ問題で米国議会議員との直接交渉に乗り出すべきである。

　【ホノルル＝中島健太郎】１２日の日米首脳会談の内容をめぐり、米ホワイトハウスは会談後、野田首相が環太平洋経済連携協定（ＴＰＰ）交渉に関し、「すべての物品とサービスを貿易自由化交渉のテーブルに載せる」と述べたと発表した。

　これに対し、日本政府は「発言を行った事実はない」と否定する文書を発表した。

　米側が文書で発表した会談概要によると、首相発言は、オバマ大統領が「すべてのＴＰＰ参加国は、協定の高い水準を満たす準備をする必要がある」と広い分野での貿易自由化を求めたのに対して答えたものだとしている。日本政府は、米側が発表した首相発言は「日本側の基本方針や対外説明に米側が解釈を加えたものだ」として、実際の発言ではないとの主張を米政府に伝えたという。

　日本側の主張に関し、フローマン大統領副補佐官は１２日の記者会見で「両首脳はＴＰＰの包括的な議論をした。（米側の）発表はそのままだ」と述べ、訂正しない考えを明らかにした。

（2011年11月14日11時33分 読売新聞）

それにより、野田首相の立場は失い、日本のＴＰＰ参加は頓挫することになる。

今まで、外交典礼に特化し、まともな外交をサボタージュしていた「害務省」のあ
たふたぶりがよく分かる。深読みすべきではないと言っている幹部は外務省の患部
の一人だ

野田は阿呆と断定せざるを得ない。