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(転載開始)
◆野田首相、米大統領にTPP交渉参加を表明 2011年11月13日12時44分 読売新聞
【ホノルル(米ハワイ州)=川上修】野田首相は12日昼(日本時間13日朝)、ホノルル市内のホテルで、オバマ米大統領と約1時間会談し、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加方針を表明した。会談で首相は、「日本政府としてTPP交渉参加に向けて関係国との協議に入ることにした。(国内には)慎重論も強かったが、日本を再生し、豊かで安定したアジア太平洋地域の未来を切り開くため自分自身が判断した」と述べた。大統領は「日本の決断を歓迎する。今後の協議で、日本側と協力していきたい」と応じた。
首相は、BSE(牛海綿状脳症)に伴う米国産牛肉の輸入規制の見直しを進めていることを説明した。沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場移設問題についても、日米合意に基づく同県名護市辺野古への移設に向け、環境影響評価書を年内に沖縄県に提出する準備を進めていることを伝えた。大統領はいずれについても歓迎する意向を示した。首脳会談は、冒頭約10分間、両首脳のみで行った。
◆首相「TPPすべての物品やサービスが対象」2011年11月13日12時44分 読売新聞
【ホノルル=中島健太郎】12日の日米首脳会談について、米ホワイトハウスが文書で発表した概要によると、野田首相は環太平洋経済連携協定(TPP)交渉について、すべての物品やサービスが対象となる考えを示した。米側の発表によると、会談で首相は「TPP交渉への参加を視野に、各国との交渉を始めることを決めた」とオバマ大統領に伝えた。大統領は「両国の貿易障壁を除去することは、日米の関係を深める歴史的な機会になる」と歓迎する意向を明らかにした。
その上で、大統領は「すべてのTPP参加国は、協定の高い水準を満たす準備をする必要がある」と広い分野での貿易自由化を日本に求めた。首相は「貿易自由化交渉のテーブルにはすべての物品、サービスを載せる」と応じた。大統領は首相に、日本のTPP交渉参加に向け、米議会との交渉開始をカーク通商代表に指示すると明言した。同時に、米国内の農業、サービス業、製造業の関係団体との交渉を始める方針も示した。
◆首相、米国産牛肉の輸入規制緩和を伝達 米大統領「歓迎」 2011/11/13 11:18日経新聞 【ホノルル=佐藤理】野田佳彦首相は12日昼(日本時間13日午前)、オバマ米大統領との会談で米国産牛肉の輸入規制緩和手続きを始めたと伝えた。オバマ大統領は「日本の決定を歓迎する」と評価した。
◆日米首脳会談の米側発表に外務省ビックリ! その真相とは…2011.11.13 17:57 MSN産経ニュース
12日昼(日本時間13日朝)にホノルル市内で行われた日米首脳会談の米側の報道発表をめぐり、とんだハプニングが起きた。米側の報道発表資料には環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)について「野田佳彦首相が『すべての物品およびサービスを自由化交渉のテーブルに載せる』と述べた」と書かれていた。これに対し、外務省は「そのような発言を首相が行った事実はない」として、米側の報道発表を否定する報道発表をして火消しに躍起となった。外務省によると、首相は「昨年11月に策定した『包括的経済連携に関する基本方針』に基づいて高いレベルでの経済連携を進める」と述べただけだという。
外務省が米側に説明を求めたところ、米側は同基本方針に「センシティブ品目(自由化に慎重な品目)について配慮を行いつつ、すべての品目を自由化交渉対象とし…」と書かれていたことを踏まえ、報道発表したと説明。誤解を認めたという。とはいえ、この基本方針は菅直人政権が閣議決定したもので、民主党政権のあいまいな姿勢が今回のような誤解を招いたともいえそうだ。(ホノルル 坂井広志)(転載終了)
野田佳彦という男はどこまで国民を馬鹿にしているのであろうか?野田首相は、つい先日の記者会見にて、TPPについて、「交渉参加」ではなく「事前協議」という曖昧な表現を弄した、”言葉遊び”とも言える表明をおこなったが、APECにおけるオバマとの会談にて、「TPP参加」ばかりでなく、「米国産牛肉の輸入規制緩和」までも堂々表明するという”二枚舌”ぶりを発揮した。
これは、日本的とも言える玉虫色の言葉・表現を都合のいいように歪曲した、”確信犯的”とも言える所業であり、早速に不安が的中した格好と言えよう。夕方になって、そのあまりの露骨さに外務省が慌ててこの「野田発言」を否定し、火消しに躍起になっているようであるが、相手がアメリカであろうが他国であろうが、外交の場においては「YESかNOか」が基本であり、野田首相が記者会見にて語った日本的とも言える”玉虫色”の婉曲的表現など通用しないのである。
外務省も外務省で火消しに躍起ということになっているが、これはアメリカに対しての火消しではなく、日本国内向けの火消しでしかないであろう。即ち、今後ともアメリカの受け止め方が変わることなどないということである。
それにしても、「TPP参加」ばかりでなく、ここ数年間ずっと死守してきた「米国産牛肉の輸入規制」をも緩和するとの約束までしてしまうとは、この”腐れドジョウ”野田佳彦はどこまでアメリカに媚を売る気なのであろうか?この”腐れドジョウ”、もはや筋金入りの「A級売国奴」と認定してよいであろう。
弱腰どころか、このような媚びまくりの外交姿勢をみせてしまった以上、今後、あらゆる事業分野にて、アメリカからの規制緩和要求が激しさを増すことであろう。東日本大震災、フクシマ原発事故に加え、円高によって疲弊し切った今の日本にとってはまさに”弱り目に祟り目”な話である。我々日本国民にはもはや「希望の光」も何も見えず、待ち受けているのは、お先真っ暗な世界であろう。日本は、これから数十年単位で「暗黒の時代」を迎えるのやも知れないと感じる次第である。
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/be944d9b29ad7ed6781731f576d83c63
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