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TPP問題で露呈した「みんなの党」の限界
http://blogs.yahoo.co.jp/hellotomhanks/62917027.html
「天木直人氏の視点ー(2011/11/14)」: 本音言いまっせー!
私にとって今度のTPP騒動はよかったと思っている。
さすがの国民も、日本はここまで対米従属でいいのか、と思うように
なったのではないのか。少しは目覚めたのではないか。
もちろんこの事が直ちに日米同盟からの自主、自立に発展していく
ことはないだろう。
それでも米国の身勝手さと、そんな米国に従属し続けるこの国の指導者
たちの国民無視の姿が見事に浮き彫りにされたと言える。
今後はさぞかし日米同盟礼賛論者の連中もやりにくくなるだろう。
そしてもうひとつ。今度のTPP騒動でよかった事がある。
それは「みんなの党」の正体が判明したことだ。
「みんなの党」は自民も民主も否定する政党だ。その限りでは私の
立場と同じだ。
「みんなの党」は脱官僚をどの政党よりも明確に訴えている。
私はそれを評価する。
「みんなの党」は今度の原発事故をきっかけに原発から
再生エネルギー推進へと舵を切った。正しい判断だ。
これで「みんなの党」が平和外交を掲げて脱日米同盟を言うように
なれば「みんなの党」できまりだ。
渡辺喜美は将来の首相だ。
そう私は半分冗談で週刊誌などに言ってきた。
渡辺喜美は私の住んでいる栃木三区選出議員だ。何度も会って話を
してきた。
地元の評判は悪いし、世襲議員の典型のような甘さがある。
それでもひょっとすれば成長するかもしれない、そう思ったりした。
やはりダメだった。
今度のTPP騒動で「みんなの党」はひとりTPP推進を訴え続けた。
野党が全員反対しているというのに、自民党も、民主党も賛否が
分かれているというのに、そしてなによりも地元がTPPに強く反対して
いるのに、「みんなの党」は野田首相にもっとはやくTPP参加を決断
すべきだったなどと言っている。
江田憲司に至っては、米国と堂々と交渉して国益を守ればいい、
などととぼけた事を言う始末だ。
そういえば「みんなの党」に担がれて脱官僚を訴えている元通産官僚
の古賀茂明氏もTPP推進論者である。
通産官僚だった江田憲司は日米通商交渉を経験して来たはずだ。
橋本通産大臣や橋本首相の秘書官として米国の圧力を知っているはずだ。
米国が日本の言う事など聞くはずがない。日本の政治家や官僚が米国と
対等に交渉できるはずがない。
江田憲司がそれを知らないはずはない。
渡辺喜美と江田憲司が率いる「みんなの党」は救いがたい。
それがわかっただけでもTPP騒動はよかったと思っている。
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