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民主党は「米国の機嫌が第一」、「ひとつひとつ崩れ落ちていく」。
http://31634308.at.webry.info/201111/article_12.html
2011/11/12 22:17 かっちの言い分
11日APECに向けて出発の前の日の10日に、国会で儀式的にTPP参加についての集中審議が行われた。ここで、野党から質問された内容は、国会でまだ十分議論されていない姿を浮き彫りにした。
自民党の佐藤ゆかり議員により、TPPで決まった内容は条約事項となり、国内法よりも上位の効力をもつことが明らかにされた。首相が日本に不利益とならないように守ると言っても、TPPの条約条項の方が優先されて、日本の国内法でも守れない。
このような最も本質的な問題について、翌日ホノルルに飛び立つ首相自身が無知であることがわかり、況や国民は知る術はない。また、TPPに参加することによって、政府は10年で2,7兆円GDPを押し上げると発表したが、アジア+6か国の経済協力の方がTPP参加よりはるかにGDPを押し上げることが明らかにされ、TPPで一番GDPを上げるのは米国であることも明らかにされた。国会でTPP問題点があからさまになる時間を与えないために、APECに飛び立つ直前に国会審議を設け、参加表明の記者会見も国会審議を終えてから行うという念の入れようである。
福島党首が国会審議の最後の質問に立ち、国民の代表の国会で一度もTPPに参加するとは言わずに、なぜ記者会見や国外で参加表明をするのかと、普段の福島氏には珍しくマジ切れで本当に怒っていた。野田首相も平静を装って話すのがせい一杯であったが、答えは答えにもなっていなかった。
田中康夫氏が以下のことをツイートしていた。
@loveyassy田中康夫
今やメルトダウンからメルトスルー状態の民主党はハワイ出張中のヨーダ似のNÖDÁ代表欠席の儘、緊急役員会を本日開催し、ポスターに印刷のスローガンを以下に変更との情報?「ひとつひとつ、乗り越えていく。」→「ひとつひとつ、崩れ落ちていく。」「国民の生活が第一。」→「米国の機嫌が第一。」
まさしく、書かれていることが真実で、現在の民主党の党是であったはずの「国民の生活が第一」が、TPP参加を強行することを通して、「米国の機嫌が第一」で、「日本の利益は二の次」ということになっていった。
それにしても、あれだけTPP参加に反対していた山田前農水相は、野田首相の記者会見の内容について
「ほっとした。交渉参加表明でなく、事前協議(の表明)にとどまった」と言ったようである。この首相の発表が交渉参加でなく、事前協議の表明に留まったと解釈する頭の構造がわからない。それこそ、毒まんじゅうでも食べて黙ってしまったのか?離党も辞さないと言っていたのは嘘だったということである。
また、山田氏と一緒に息巻いていた原口氏も自身のツイートで以下のように述べている。
@kharaguchi 原口 一博
総理会見を同志とともに聞いています。交渉参加に向け関係国と協議ということを総理は会見で言いました。 これを参加表明という記者がいますが、あくまで予備的交渉を言っているのであり、今までの情報収集をより念入りにやるということであるはずです。
これも山田氏と同じように寝ぼけたことを言っている。菅内閣不信任案の時と同じ腰砕け発言である。この男の発言はもう信用しないことにする。松下政経塾出身者には一種独特な人種の匂いを感じ、何か得体が知れない。弁が立ち、押し出しだけはいいが、誠実さを感じない。原口氏もやはり、その場その場の利害の中で言霊を変える政治家ということがわかった。そういう意味で、民主党籍をはく奪された松木謙公氏こそが、民主党に一番必要だった有為な政治家であった。逆説的に言えば、今の民主党では彼のような武士に二言は無いという政治家は生きて行けないということだ。ドジョウのように捕まえようとしても、ヌルヌルすり抜け、言を左右にしなければ生きていけない。
田中康夫がツイートした「ひとつひとつ、崩れ落ちていく」民主党に替わる受け皿を作る必要があるのだ。
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