http://www.asyura2.com/11/senkyo122/msg/247.html
Tweet |
AAA+氏が、このところ赤旗購読者拡大を意図してのことだろう、精力的に同紙クリップのコピペに励んでおられる。殆どは共産党幹部の発言、たまに同党系団体の活動報告である。不思議に思い、11月12日付赤旗HPのhead lines 20 を見てみた。なんと半数近くの9が同党幹部の発言であった。党本部声明を含めれば半数を超える。ここには赤旗記者の手になるスクープ記事、独自の分析記事はない。まさに官庁から垂れ流される情報を有難く頂戴する「記者クラブ」、それに酷似する関係が共産党の内部社会に写し取られていることを知った。これは、同時に赤旗記者の劣化を意味するのだろう。
http://kinpy.livedoor.biz/
上記ブログに過日以下のような記事が掲載された。
%%%引用開始
TPPは日米同盟の基盤を崩壊させる・古是三春氏からの投稿
ということで、当blogが戦車ネタでにぎわったからかどうか定かではないが、軍事評論家古是三春氏からTPPに関する投稿があったので掲載する。blogの規定文字数を超えるので、上下に分けますた。【ごあいさつ】
ブログ訪問の皆様へ
いつも、拙著について話題に取り上げていただき、ありがとうございます。
さて、私はどちらかというと軍事技術史や戦史、軍事行政史を主に専門としていますが、この場でも話題として取り上げられたTPPのような政治問題にも重大な関心があります。
ご存知でしょうが、拙著『ノモンハンの真実 日ソ戦車戦の実相』(2009年、産経新聞出版刊)で明らかにしましたように、私自身は日本共産党の専従職員の経歴があります。そうした立場で見て、現状の”古巣”の連中は国の運命を左右しかねないTPP問題では浅薄な論議しか載せず、せいぜいが「赤旗」拡大の利用材料にしか扱っていないという体たらくです。まあ、彼らの流儀なんでしょうから仕方ありませんが、「国民の暮らしと平和、安全を守る」「公正な国際政治を実現させる」という理想をもって共産党員の生活を送った私には、何とも情けなく思えてなりません。(後略)
%%%引用終わり
このブログには、90年代初頭、共産党内にあって「有識者の共産党観」の雑誌企画をし、そのために離党を余儀なくされた有田芳生氏(現参議院議員)、冤罪の筆坂(元参議院議員)事件に連座し現在民主党政策秘書として活躍されている篠原氏、長く代々木本部勤務で不破氏の動態を観察してきたS氏、共産党の法規対策にかかわってきた方などの投稿に加え、明らかに内部からと思われる記事投稿もあり、貴重な共産党情報源となっている。読んでみると、これらは、共産党批判と言うよりはむしろ、共産党への助言・提言となっている。しかし、共産党本部は条件反射的に「反共」と決めつけ、時折上記ブログに下劣な投稿を寄せたりするのが、またなさけない。
忠実な共産党員なのであろうAAA+氏に自党の批判をせよなぞは求めない。しかし、いくらなんでも赤旗記事の垂れ流し、それも北朝鮮ばりに「お偉い幹部様」のご発言のコピペはなかろう。ご自分は「こう思う」ぐらいのコメントを付けてこそ、読者たる我々は共産党員の肉声に接する思いが得られる。100%同意見で付け加えることがないなぞと言うのは、英語が読める「科学的社会主義研究者」であるAAA+氏には、あるまじき事と思う。
言うまでもないが、赤旗記者が汗を流して掴み、分析し、書いた記事のコピペであれば、私は満腔の敬意を払って読ませていただく。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK122掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。