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吹き出しそうな記事を読んだ。
東日本震災復興構想会議で五百旗頭議長が、「8月、9月には3次補正を通して秋が深まるころには復興需要が始まると期待していた。率直に言って遅すぎる」と政府のもたもたぶりにケチを付けたという。
五百旗頭氏の苦言内容が、「復興が進んでいると期待していた」ではなく、「復興需要が始まると期待していた」というのだから、御用を勤める学者の価値観や思考過程がよく見える。
復興の遅れは、もちろん、菅―野田政権に一義的な責任があるが、五百旗頭議長が、財務省の意を受けてのことだろうが、復興構想会議の冒頭から復興予算の財源は「増税」でとぶち上げたことがことの発端である。
増税が絡めば政治論議が長引き、復興の実施が遅れることは中学生でもわかることだ。
復興構想会議がほんとうに早期の復興を願っていたのなら、「とにかく復興優先だから、財源は国債発行で賄い、落ち着いた時点でその償還を早める方法を決めるように」と提言していたであろう。
放射能はとんでもない量をまき散らしっぱなし、日々気持が萎えていく被災地区の復興はほったらかし、でも、TPP参加だけは、ウソ・ゴマカシ・秘匿となにがなんでも強行で踏み切る。
こんな政権はすぐに潰れていただきたい。
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復興対応「遅すぎる」 構想会議議長、政府に苦言
野田佳彦首相は10日の復興構想会議(五百旗頭真議長)で、2011年度第3次補正予算案や復興庁設置法案などの関連法実について「一日も早く成立させて、復興が加速できるように政府として全力で取り組む」と語った。五百旗頭議長は「8月、9月には3次補正を通して秋が深まるころには復興需要が始まると期待していた。率直に言って遅すぎる」と、政府の対応に苦言を呈した。
[日経新聞11月11日朝刊P.2]
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