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しのはら孝blog(http://www.shinohara21.com/blog/)より。
TPPシリーズ11.党内TPP議論をまとめる−11.11.10−
(前略)
(歪んだ)報道)
11月8日には、議員間の集団討議も終え、役員間で最終提言案をとりまとめた。私は役員の一員(幹事)として、とりまとめにはそれなりに汗をかき、そしてこれを11月9日に最終討議に提示しようとしたところ、報道がいろいろあり、混乱に拍車をかけた。まず、昨日11月9日の朝。絶対に外に出ないように心掛けていた役員案が、全部は載らなかったけれども、少なくとも2紙には明らかにペーパーが渡っているような書き方だった。また、我々の予定していたこととは違う「首相に一任」つまり、我々は何も首相を縛るような提言はしないと言うようなことを書かれてしまった。極秘案が渡った党幹部か、関係省大幹部か、総理かが参加表明できるという報告に誘導しようとしているのは明らかである。一所懸命50時間も議論してきた我々に対する冒涜であり許し難い。
9日夕刻に開かれた最後のPT会合で、役員間の案を提示して了解を得ようとしたが、上記の新聞記事について、誰がこんなことを喋ったのかということから始まり、3時間半たっても意見が続出だった。次々に改善点が指摘され収拾がつかなくなり、9時15分から30分をもらって再び役員会を開くことになった。ところがそれが1時間かかり、10時15分に再開され、やっとのことで了承された。皮肉なことに(我々にとっては好都合なことに)、総理にTPP参加表明をさせたいと世論誘導を図ったのと逆の方向の、「慎重」にという言葉が強く打ち出された。
(当然の一日先送り)
ところが、今日11月10日の報道も、私からすると心外な報道になっていた。慎重という立場が多く、それを踏まえた判断にするようにということにも関わらず、「野田総理は参加表明」と一斉に書かれていた。私は、1日前の記者会見で、そんな風になるはずがないと言っていたけれども、朝刊を見て唖然茫然である。しかし、世の中正しい方向に動く。政府与党三役会議で、党PTの提言を尊重すべしということになり、一日記者会見を見送ることになった。
(執行部のあてがはずれた最初の結論)
執行部の思い通りの提言にまとまらなかった、最初の調査会なりPTの会合になった。私は民主党のためにもこれは本当によかったのではないかと思っている。なぜならば、民主党のPTはすべて執行部の思い通りになるので、賛成の人は出席しなくなり、反対の人だけが出席するということが続いたからだ。これを機に、賛成の人、反対の人、両方が来てお互いに勉強しあって議論をし、物事が決まっていくような風土ができればと思っている。そうなると民主党議員の質も高まる。
(以下略)
投稿者: しのはら孝 日時: 2011年11月11日 01:26 | パーマリンク
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