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野田首相がTPP参加を強行すれば、民主党は崩壊していく
http://31634308.at.webry.info/201111/article_10.html
2011/11/11 00:42 かっちの言い分
今回のTPP参加を強行すれば、日本の現代における政治史上でも、日本の経済、農業、医業など24分野における命運を決める大事件として位置づけられるであろう。
これを裏付ける状態が、与党内が推進派と慎重派が真っ二つに分かれていて、意見の集約も出来ない状態である。さらに、民主党、国民新党、日本新党、自民党、公明党、社民党、共産党が相乗りしてTPP参加に反対することも異常である。
また、マスコミの報道も異常である。与党内でTPPの参加についての作業チームが議論して、慎重派の意見が強いといいながらも、どのマスコミも野田首相の発表は決まっていて、参加表明を行うというものばかりであった。マスコミがそこまではっきり報道出来るのは、野田内閣の執行部周辺から「参加表明」をするとリークされているからである。正直言って、野田首相の考えはTPP参加で決まっている。それは、TPP参加を表明しないと、オバマ大統領の面目を潰し、その後、沖縄問題を含めて何をされるかわからないからである。それは、鳩山政権のときにいやというほど経験し、身に染みてわかっている。
マスコミがあれだけ参加表明をすると報道しておいて、野田首相は会見の1日の延期を決めた。この延期は慎重派の意見を考慮したというアリバイ作りとだという見方がある。しかし「もう一日よく考えたい」ということの本当の理由は、民主党から離党者が出る可能性があるということだろう。以下の報道は、離党も辞さないという当選1回の議員の報道である。
民主のTPP反対派5議員、離党届持参し抗議へ
http://www.asahi.com/politics/update/1110/TKY201111100225.html
環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加に反対する民主党の衆院議員5人が10日午後、輿石東幹事長に離党届を持参して、野田佳彦首相の参加表明阻止を嘆願する。輿石氏は慰留するものとみられるが、首相が参加表明すれば、5人は離党も辞さない構えだ。
石山敬貴(宮城4区)、京野公子(秋田3区)、斎藤恭紀(宮城2区)、中後淳(比例南関東)、福嶋健一郎(熊本2区)の5人で、いずれも当選1回。TPP参加表明に反対する超党派の国会決議に賛同する呼びかけに署名するなど強硬に反対していた。
新人がTPP参加に強硬に反対するのは、このまま民主党にいても、確実に落選するからである。新人の他にTPP参加慎重派のリーダーである山田前農水相の名前はない。断固とした行動をとると息巻いていた原口前総務大臣の名前もない。特に、小沢氏や小沢氏に近い議員から直接行動の話は出てきていない。
野田首相が急に発表を辞めたのは、単に慎重派の「意見」に考慮したというぐらいの話ではない。そのぐらいのことは鼻から承知で、予定通りマスコミが露払いをした通りにTPP参加発表をしていただろう。
その野田首相がもう1日熟考すると言わしせたのは、このまま参加を強行すれば、かなりの離党者を出る情報を掴んだのではないかと思う。民主党の与党である基盤が無くなる。
なぜなら、このままの執行部では一昨年の民主党に投票した多くの有権者はもう投票はしないからである。今は泥舟の民主党から逃げるが勝ちである。
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