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遅い夕食を食べようとテーブルに向い、野田首相の振る舞いにどんな反応があるのかなと思い、ちょうど始まった「報道ステーション」にチャンネルを合わせたら、どんぴしゃでちょうどやっていた。
フルダチ氏は、野田首相がTPP参加に関する“決断”の表明を明日に先送りしたことに憤懣やるかたないという感じで、どうしたというんだ、なぜなんだと、文句たらたらきんきんとしゃべりまくっていた。
印象だが、明日の記者会見で「様々な問題をじっくり考えてみたが、東日本大震災と原発事故の始末さえついていないという現状では、TPP交渉への参加は見送らざるをえない」とでも言おうものなら、野田首相に足蹴りを飛ばしかねないような言動をしていた(笑)。
国会が最高権力機関であり、議院内閣制でもある。
そのような憲法規定と統治構造を考慮し、自分を総理大臣に選出した与党民主党の提言を受け、呻吟していると思われる野田首相に対し、慎重派におたおたして信念を貫かないような政治家はカスだといわんばかりの非難を続けていた。
大統領制でもないし、国民の相当数がTPPに疑念や危惧を抱いていることも当然知っているはずなのに、野田首相が、まるで、TPP参加を求める国民世論を無視し、党内事情でおどおどばたばたして決断を先延ばしにしているのはとんでもないと感じられるような表現までしていた。
あげく、民主党PTがまとめた「(参加表明に反対の声が多かったので)慎重に考えるように」という表現は、野田首相の判断を縛るものではなく、野田首相は参加を決断するという我々の解釈は間違いだったってことなのかと、あらぬことまで口走っていた(笑)。
こんな困ったちゃんが、FOXテレビならいざ知らず、数少ない地上波のTV局の報道番組でMCをやり続けているなんて、日本はどうなっているんだろう。
あとひと押しの可能性もあるから、あす衆参両院で行われるPTT参加をめぐる質疑応答で反対派が隙のないTPP批判を行い、輿石氏にもとどめを刺して欲しいと切に願う。
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