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民主 TPP慎重判断求める提言
11月9日 23時39分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111109/t10013855201000.html
TPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡り、交渉参加の是非を検討してきた民主党の作業チームは、9日夜、議論では賛否両論あったが、時期尚早、参加を表明すべきでないという立場からの発言が多かったとして、政府に対し、慎重に判断するよう求めるなどとした提言を決定しました。
民主党の作業チームの総会は、9日夜、これまでで最も多い130人余りの議員が出席して、断続的に、およそ5時間にわたって開かれました。総会では、「APEC=アジア太平洋経済協力会議での交渉参加表明について、賛否両論あったが、慎重な立場に立つ発言が多かった」と指摘したうえで、「政府には、以上のことを十分に踏まえた上での判断を提言する」などとした提言の原案が示されました。これに対し、交渉参加に前向きな議員から「野田総理大臣は、交渉参加に意欲を示しており、その方向で取りまとめるべきだ」という意見が出された一方、参加に慎重な議員から「議論で出された慎重な意見を具体的に書き込むべきだ」といった意見や、「慎重な意見が多かった以上、参加を表明することは認められず、そのことを明記すべきだ」という指摘が相次ぎました。これを受けて、作業チームの役員が修正作業を行いました。その結果、作業チームの議論については、「時期尚早・表明すべきではない」「表明すべき」との賛否両論があったが、前者の立場に立つ発言が多かったと総括しました。そして、政府の対応について「慎重に」という文言を加え、「政府には、以上のことを十分に踏まえた上で、『慎重』に判断することを提言する」などとした修正案をまとめ、改めて総会に示して了承されました。作業チームで提言がまとまったことを受けて、野田総理大臣は、10日に政府・民主三役会議などを開いて交渉に参加するかどうか最終的な協議を行い、日本政府の方針を決定したいとしています。
総会のあと、作業チームの座長を務める鉢呂前経済産業大臣は記者会見し「きのうの作業チームの役員会でまとめた提言案を、総会で協議してもらった。これに対してさまざまな議論が出て、一部修文して最終案をまとめた。全員の熱い拍手をいただき、全体の賛同で、これを最終のものとして確認してもらった」と述べました。また、記者団が「提言が野田総理大臣の判断を縛るものになるのか」と質問したのに対し、鉢呂氏は「これ以上のものでも、これ以下のものでもない」と述べるにとどまりました。
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