http://www.asyura2.com/11/senkyo121/msg/912.html
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3代目のドラ息子が日本の身上を潰す。TPPで民主党が2分するのなら、その方がいい。
http://31634308.at.webry.info/201111/article_9.html
2011/11/09 23:14 かっちの言い分
10日には野田首相がAPECに行き、オバマ大統領へ日本を生贄としたお土産をもっていくと言うが、マスコミもTPP参加の後押しをしている。野田首相は「議論が熟してから決める」とオウムのように繰り返して述べているがこれもポーズである。もう頭の中は決まっているのであろう。
9日には、その首相に結論を提言するために作業チームが侃侃諤々の議論を展開している。この議論の趨勢は、「慎重な立場の意見が多かった」と報道されている。TPP参加推進の議員からは、野田首相が参加に意欲を持っているので、それに沿う意見を集約すべきだと述べている。そんなロジックで作業チームを作って議論するなら、議論する意味は全くない。民主主義の唯一の意見集約の知恵である多数決の原理からは言えば、「慎重意見が多数」なら、今回の参加表明は止めるというのが常識である。
TPP推進派の経団連の米倉会長と反対派のJA全中の万歳会長が、9日東京都内で会談した。米倉会長側から全中側に申し込んだのであろう。経団連の驕りというか、自分たちが会えば何とかなると思ったのであろう。もともと、経団連を構成する企業は、大手の企業である。「農業界と連携して農業を強化したい」と述べたそうである。一体どの企業が農業の強化が出来るのか?口先だけの話である。溝を埋めたいと言ったことが、逆に溝を決定的にしただろう。
こんな日本の状況に驚いたのか、米国では例え日本がTPPに参加を表明しても、直ぐに交渉への参加をさせず、もっと国内の意見調整がついてからで良いという報道が伝えられた。
米議会、政府は十分な事前協議を 日本のTPP参加で
http://www.47news.jp/CN/201111/CN2011110901000343.html
【ワシントン共同】米議会の超党派議員が、日本が環太平洋連携協定(TPP)の交渉参加を表明したとしても、交渉入りに同意する判断を急がず、事前協議に十分な時間をかけるべきだとする書簡を米政府に送っていたことが分かった。ロイター通信が8日報じた。
TPP交渉に加わるには、現在参加している9カ国の同意が必要。書簡は、日本の参加について議会承認の手続きに入る前に入念な事前協議を求めており、日本が交渉参加を表明しても実際に交渉の場につくまでに時間がかかる可能性が出てきた。 書簡は、通商を担当する上下両院の委員会の超党派議員4人の連名で、カーク通商代表宛てに送付。
上記の真意は、これだけ意見がまとまっていない日本が交渉に参加すれば、ただでも難航している交渉にもっと複雑な問題を持ち込むことになるということであろう。混沌とした日本が参加して、これはダメ、あれもダメなどとかき回されれば、全くもって迷惑の極みとなると考えている。それならば、日本が参加しない内に重要な骨子を決めて、後から来る日本には、決まった規則、秩序を押し付けた方が簡単だと思っているのであろう。こんな状態の会議に参加したなら、鴨ねぎにさらに鍋、コンロにマキを背負って、お土産を運ぶようなものである。
それにしても菅元首相の施策を引き継いでいる野田首相及びその執行部は、よほど米国に弱みを握られているのであろう。鳩山・小沢政権が沖縄問題で悉く叩かれ、小沢氏が自民党、官僚の手先の検察によって政界から抹殺されようとしたことを考えると、米国は自国のためなら裏で何をやるかわからない。核が無かったイラクを米国が行った突然の攻撃などは、とても許されるべきものではない。この降ってわいたTPP問題も余裕の無くなった米国のあがきであると思える。
野田首相がハワイに貢物をもっていくなら、その姿は昔日本が遣唐使を遣わして、中国皇帝に貢物を持っていく姿とダブる。
こんな政府では、国民はどこに連れて行かれるかわからない。何回も書くが、小沢氏を中心とした政界再編しかない。
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